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年間取得率は約80%! 社員のやりたいを支援するI-ne独自の「ボランティア休暇制度」とは

I-neは「We are Social Beauty Innovators for Chain of Happiness」をミッションに掲げ、”美しく革新的な方法”で、幸せの連鎖があふれる社会の実現に挑戦し続けています。
事業においては、商品を通じてお客様を起点とした幸せの連鎖を生み出していますが、今回は、従業員がボランティア休暇制度を活用して、社会地球に対して幸せの連鎖を生み出す挑戦についてご紹介します。

I-neのボランティア休暇制度とは

I-neには「COH(Chain of Happiness)休暇」と呼ばれる有給休暇が、年間9日間付与されています。このCOH休暇には、「リフレッシュ休暇」「ボランティア休暇」の2種類があります。
 
「リフレッシュ休暇」は、I-neがめざす「Chain of Happiness(幸せの連鎖)」の考えに基づき、社員が回りの人に幸せを届けることも応援する会社でありたいという思いから、社員と周囲の人のリフレッシュのために使える休暇として、年間6日、付与されています。
土日や通常の有給休暇と組み合わせ、海外旅行に行くメンバーもいます。毎日、全力コミットでミッションを追求しているI-neの社員ですが、時には業務を調整して、上手にリフレッシュしています。
 
そして、もう1つのCOH休暇が「ボランティア休暇」です。こちらは、地球環境や地域社会への「Chain of Happiness(幸せの連鎖)」を広げていくことを目的にした休暇です。社員が就業時間の1%を使って、社会貢献活動に積極的に参加できるよう、年間3日間をボランティア活動に充当できる有給休暇を付与する制度としてスタートしました。

 

「ボランティア休暇」がスタートするまで


2023年に、I-ne独自のボランティア休暇がスタートするまでに、多くの社員の声がありました。
I-neのミッションにもある「Social Beauty Innovators」として、私たちができることはなにか?事業を通じて幸せの連鎖を最大化するのはもちろんですが、業務外でも、社会地球に向き合い積極的に行動に移す人でありたいという考え があります。
 
このボランティア休暇の制度がスタートする前から、地元の清掃活動に参加したり、積極的にフェアトレード商品の購入をしたり、寄付活動をしたりと、社会貢献活動に参加している社員は多くいました。
しかし、プライベートでの活動なので、会社としては詳細を把握できておらず、誰がどんな活動をしていて、社員のどれだけの人が、社会貢献活動に関心があるのか、分かっていませんでした。そこで、現状を把握するためのアンケートを実施しました。
 

 
ボランティアへの参加経験について尋ねたところ、「参加中」または「参加したことがある」と回答した人は42%。参加したことがなくても「興味がある」という人は48%いました。社会貢献活動に興味がある社員はとても多いということが分かりました。

しかし、多くの人がボランティア活動に興味を持っていても、実際のボランティア活動の経験がない人も半数以上います。ボランティア活動に参加したことがない理由についても聞いてみたところ、もっとも多かったのが、6割の人が挙げた「今まで参加するチャンス・きっかけがなかった」という理由でした。次いで、「どのように参加・活動すれば良いか分からない」が39%、「仕事や家事が忙しくて、ボランティアをしている時間がない」が36%と続きました。
 
こうしたアンケートの結果からも、取り組む上での課題は、機会や時間がないということが明らかになりました。社員の「やりたい!」という思いを大事にするために、会社でボランティアの場づくりをすることにしました。
 

手探りだった初めてのボランティア企画

ボランティア休暇が正式にスタートする前に、2022年に、ボランティア活動に使用できる特別休暇を1日付与しました。また、機会の提供として、会社からはボランティア活動の参加先の紹介やボランティアイベントを開催しました。
 
2022年に実施したボランティア活動は以下です。
- 「NPO法人共生の森」様との森林保護活動
- 「NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラム」様との清掃活動
- 「NPO法人湘南クリーンエイドフォーラム」様との清掃活動
- 「芦屋ビーチクラブ」様との清掃活動

清掃活動の様子
収集したゴミ

いかに継続的に社員が活動に参加できるか

活動を企画するにあたっては、社員が継続的に活動に参加できるよう工夫しました。一過性の取り組みではなく、「また参加したい」と思えるように、社会貢献をしているという実感を持ってもらいつつも、疲労感が大きくなりすぎない内容を意識しました。また、事前のアンケートの内容も考慮し、オフィスから近く、気軽に参加できるということも大事にしました。
 
活動後のアンケートでは、参加者から、「社会貢献活動を通じて社員とのコミュニケーションが増えた」、「サステナビリティに対するポジティブな変化があった」などの回答がありました。
多くの社員にとって参加しやすい活動になるよう、試行錯誤した結果、多くの社員からポジティブなコメントをもらうことができました。こうして、2023年から、「ボランティア休暇」を正式な制度としてスタートすることになりました。
 

森林保護活動の様子

想定を上回るボランティア休暇の取得率

社員からのリクエストもあり、2023年から、付与日数は3日に拡大しました。実際に1年間で、社員の77.4%が休暇を取得し、延べ450人以上がボランティア活動に参加しました。
 
また、新たな協力先と一緒に活動を企画するなど、ボランティア活動の内容もアップデートさせ、現在も活動しています。また、会社側で企画した活動以外にも、社員が自発的に見つけたボランティア活動に参加するというケースも出てきました。
今後も、ボランティア休暇を活用したそれぞれの活動詳細を、レポートしていきます。
 
I-neは、「We are Social Beauty Innovators for Chain of Happiness」のミッション追求し、これからも社会貢献活動に積極的に参加し、継続していきます。
 
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