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鈴鹿山脈ソロ登山 鎌ヶ岳(1161m)に登ってきた。

2020/10/15 晴れ

鈴鹿山脈の鎌ヶ岳に登ってきました。
鈴鹿山脈は今まで、御在所/竜ヶ岳/雨乞岳と3つ登ってきて、今回の鎌ヶ岳は4つ目となります。

登山歴で言えば、他には御嶽山、伊吹山、霊仙山、猿投山、金華山ぐらいなので、まだまだ御嶽山以外は低山ばかりの登山初心者です。

現在、愛知に住んでいて、愛知は周辺に2000m級の日帰り登山できる山がないのが辛いところです泣

さて、今回の鎌ヶ岳ですが、スケジュール的にはこんな感じでした。ちなみにルートは武平峠ではなく、カズラ谷ルートを攻めました。

9:00 宮妻峡駐車場
9:20 出発
9:30 鎌ヶ岳登山口
10: 30 雲母峰分岐
10:45 峠岳
11:00 登頂
(休憩 30分)
11:30 下山開始
12:45 下山

往路:1時間30分
復路:1時間15分
合計:2時間45分

※筆者は26才男性 持病なし。中高で長距離走経験あり。No 筋肉。持久力はやや自信あり。酒タバコなし。ご自身のタイムの予想の際に宜しければ参照してください。

本来、鎌尾根ルートで挑もうと思いましたが、予定より到着が遅くなったのと、そもそも工事で閉鎖されていたので、今回はカズラ谷ルートを往復しました。

※今年中は閉鎖されてるっぽいです。

カズラ谷ルートは800mを一気に登り上がる、急登が多いルートと言われてます。しかし、実際のところ整備も割と行き届いていて、途中フラットのところも多かったので、ほとんど立ち止まって休憩することなく、サクサクと登ることができました。

カズラ谷ルートは特に目立ったスポットがあるわけではないですが、強いて言えば序盤に川の石を伝って進む場所が2ヵ所とそのあとに滝が見れる箇所があります。滝はベストショットをとれるスペースがあるので、そこまで進むのがgood。川を渡るところは、地味にちょっと流れが急なのと、落ちたら足首辺りまで浸る水位があるため、誤って足を踏み外した場合、ずぶ濡れわっしょい状態のまま頂上まで行く羽目になってしまうので、しっかり足場を見極めることが大切です。

滝を抜けた後は暫く、急登が続きますが、所々写真のようなフラットな休憩スポットがあるので、一息付いてもOKですし、ゆっくり歩きながら呼吸を整えルのもありです。

全然伝わらない感じの写真で申し訳ないのですが、峠岳を越えて、いよいよ山頂というところに、最後の岩場がやって来ます。ひとつひとつが大きな岩ばかりなので、両手でしっかり岩を握り、太ももを引き上げながら登っていきます。とは言うものの、恐らく日頃運動している人でしたら、割と余裕にいけちゃうと思います。

途中、後ろを振り返ると、アルプスを彷彿させるような連なる山脈を見渡せるので、ここは個人的に撮影スポットです。

(紅葉はもう少し先っぽいですね。)

先程の岩場を抜けると念願の登頂です。後で知ったのですが、写真の鎌ヶ岳の看板は、取り外せるっぽいです。登頂記念に看板を持って撮影するのもありです。頂上からの展望としては、お隣の御在所、入道ヶ岳、そして三重の街並みが一望できます。手軽にさくっと登れて、これだけの景色を楽しめたら、鈴鹿山脈の中ではコスパは良い方だと思います。今回、僕はカズラ谷ルートでしたが、こことは別に武平峠ルートという有名なところがあり、そちらでは早い人では1時間切る早さで登頂できます。鈴鹿山脈で一番有名な御在所が、登頂に約2時間ほどかかる割に、頂上の景色はいまひとつなところがあると個人的には思っている(しかし、登山道はキレットがあったり、撮影スポンサーがいくつかあるので、道中はメチャクチャ楽しい。)ので、頂上の景観だけでいえば、鎌ヶ岳の方がダントツおすすめです。そのかわり、ロープウェイもなく、頂上で飲食が整ってるわけではないので、登頂前にしっかり準備が必要ですが。

下山時は、行きが急登だったために、ところどころ段差が激しいので、チキンなりにゆっくり下山しました。滑落の危険もあるので、用心に越したことはないですね(笑)

以上、鎌ヶ岳レポートでした。

P.S
下山途中、メガネが木の枝に引っ掛かって、吹っ飛び死ぬほど焦りました。メガネを探そうにも、見えないが故に、地面とほぼゼロ距離でにらみ合いながら必死の手探りで探しました。今回は幸いも奇跡的に、崖にも落ちなくて済み、発見することができました。なのでメガネをかけてる方は、登山の際、予備のメガネを携帯することをおすすめします(笑) 特にドライバーの方はたとえメガネ無しで下山できても運転で死にます(笑)。

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