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こじらせ女子の迷想録

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最近の恋心。【ソフレ】は昇格?降格?

少し前から好きな人ができた。 彼の家で2人でお酒を飲んだ日。彼のベッドの隣にお布団を用意してくれたんだけど、お酒の力を借りて「一緒に寝てもいい?」と(心臓吹っ飛ぶかと思ったよ)。 それ以上の何かを期待していたわけでもなく、ただ彼の体温を感じていたかった夜だった。 たぶんいわゆる【ソフレ】の関係。 この一件の後、しばらくしてまた彼と会った。「あの日がきっかけに私のこと意識してくれたらいいなぁ」なんて淡い期待とともに。 しかし、彼には別に好きな人がいた。というか、最近意

帰りたい。帰れない。さよなら。

今は東京へ戻る高速バスの中。 後ろの女の子たちは東京へ旅行に行くらしい。可愛い。 今回は、祖母の墓前に手を合わせるための帰省(祖母についてはまた別投稿で)。 実家にいると時間が過ぎるのがあっという間。 15時が来るはやさといったらもう...。 いつも東京と地元の移動は新幹線を使っていたけれど、東京へ向かう新幹線の速さが嫌で。 「まだ離れないでーー」って。時間を買っているのにね。 東京にいるときは、「どうせ実家にいてもすることないし」って思うくせに、いざ東京戻

「まだ死なないでね」

妹は父へのラインの最後に必ずこの言葉を添えるらしい。 「まだ死なないでね」 母がおもしろおかしく私に教えてくれた。 でも私は、この言葉を紡げる妹ってすごいと思った。 みぞみぞする潔さ。気持ちいいくらいの無神経。ある程度年齢を重ねれば、親も子も誰だって意識する「親の死」。 けれども互いの思いをクロスさせるのてなかなか勇気がいると思う。 だから「親より1日でも長く生きるのがせめてもの親孝行」なんて独りよがりな言葉あるのだろう。 「死」の存在は肯定しつつも、でもそれは

【自論】性格は顔を変える。

久しぶりにFacebookで元彼の顔を見た。 もともと性格が好きで、顔は二の次だった。顔はとりわけ好きってわけじゃなかったけどまあ悪くはないよねってくらい(失礼)。 でもなんでだろう、今日見た彼の顔、めちゃくちゃ気持ち悪い。細身の身体もちょっと整えた眉も、なんなら肌質も、とにかく全部が不快に感じる。昔は大好きだった彼の節くれだった指もきっと今は気色悪いのだろう。 別れた理由が理由だったというのも一理ある。彼の浮気が理由で別れた。なんだかんだ4年7ヶ月付き合った。遠距離で

闇がありそう、と言われて

考えていた。 初めて人を諦めたのは中学2年生の夏。 あの頃は「グループ」が自分の世界のすべてで。 中学校1年のとき同じクラス同じ部活の子2人と3人で「グループ」だった。 いつの間にか私が浮いて2+1=3の構図が出来上がった。 2人で盛り上がる会話。長電話。映画。プリクラ。買い物。 わたしは1人だった。2+1の3人でいることで2人の距離はますます縮まる。 もちろん温度の違いには気づいていた。 それでも、群れていたかった。「グループ」でいたかった。 彼女たちと仲