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小児神経学 / 細分化により生じる乖離について

とても貴重な資料が出てきました。 2011年当時、オーストラリアへ短期ホームステイに行くにあたり、 故・瀬川昌也先生に頂いた、英文処方箋です。 瀬川昌也先生は、1973年、瀬川小児病院を瀬川小児神経クリニックとして継承され、以後49年間に渡り診療を続けられた、まさに日本の小児神経のパイオニアであり、偉大な先生でした。 そして1983年に提唱されたのが、「発達性ドパミン受容体過感受性に対する『少量 L-ドパ 療法』」です。 私自身、幼い頃にチック症があり、7歳から15歳まで

    • 「メンヘラ」という言葉の威力 / 鬱診断から1ヶ月経過

      お久しぶりです。 抑うつ状態との診断を受けてから、 約1ヶ月が経過しました。 なんとか生き延びています。 レクサプロを飲み始めたのですが、 副作用の吐き気と目眩が酷く、断念。 結局、以前と変わらず 起きる日はコンサータ、 夜はマイスリー+サイレース の服用を続けています。 最近、眠剤が効かなくなってきました。 飲んでから2時間後に起きてしまう。 反動で、コンサータを休薬すると、 翌日まで、金縛りが途切れずに眠りっぱなし。 困ったものです。 さて、短く纏めますが、本日

      • OVER & OVER

        付き合った当時は私はまだハタチ。 おそらく人生で1番純粋で1番危険な歳。 初めての同棲。初めての薬指の指輪。 そして、初めての薬物。 狭いキッチンで一緒にカレー作ったり、 近所のコンビニまで手繋いで行ったり、 バイクの後ろからギュってしてみたり、 セミダブルのベッドの上でテレビ観ながら寝落ちたり、 なんでもない日常が、 私にとっては本当に新鮮で、 本当に幸せな日々でした。 薬物さえなければ。 元々全くの無知という訳ではなかったけど、 月に2、3回、程度の頻度から、 週

        • 『やる気スイッチ』の是非について

          執筆日:2020/9/2(水) 「やる気スイッチ」という言葉は、一体、何時からからこの世に伝播し今も尚、流布しているのか。 私の記憶の中では、ぼんやり聞き流していたテレビCMにてふと、あの独特なメロディーを耳にしたのが初めてだったような。 画面には、学生の高頭部や子供たちの額に謎のスイッチがついている不思議な世界。主人公と思わしき男子生徒はその異様な光景を目にし、自分にもその"スイッチ"があるはずだと必死に探すが自力で見つけることができない。落胆している最中ふと目にした学習

        小児神経学 / 細分化により生じる乖離について

          『今日、死ぬ予定でした。』

          Section 1 執筆日:2020/10/10(日) 本日2020年10月10日をもって、私は自ら命を断つ計画を立てておりました。 しかし、急遽、生きることとなりました。 昨日9日に行われた、DJ出演イベントに向かう最中、いつものようにJR日暮里駅のホームに到着すると、目の前で人身事故が起こりました。 鳴り響くサイレンと怒号で包まれた空間に、鋭い吐き気を催しました。 山手線は10分の遅延で済みました。 無事会場に着き、リハーサルを終え、緊張と高揚感で胸の鼓動が速まるばか

          『今日、死ぬ予定でした。』