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【Blender】AOに色味を付与する

以前公開した記事の改良版のメモ。
ノード構成の見直し改良で、乗算して合成したAOと比較すると、色味のくすみや濁りが無くなり、だいぶきれいに色味がのせられた感じ。なじみ感も向上した印象。

<Blender 3.2.2>

■検証結果

AO合成具合の比較
左が改良版
付与したAO具合
左側が色味付与の改良版、右側はAOをBAseColorに乗算して合成したもの。
付与される色味の比較

■シェーダーノード構成

Shader Node
SP Value Blending Node

ノード構成後半、RGBミックスノードで、スクリーンで合成しているが、効果を変えていろいろ試してみると面白いかも。付与される色味具合が変わる。

◇SP Value Blending Nodeの改良

元の内容が描画モード系ノードを利用していたが、数式系ノードに置き換えることができた。(多少でも処理負荷軽減になるかも)
なお、日本語表記が分かりにくいので英語表記のスクショを張り付けておく。

SP Value Blending Node(改)

・コンバーター>数式ノード(天井):Math (Ceil)
・コンバーター>ベクトル演算ノード(積和算):Vector Math (Multyply Add)

■参考記事

主旨は異なるが、参考になったので。

■関連メモ

RGBミックスノードは、ベクトル演算ノードで置き換えられる模様。

以上

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