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究極の幸福論なるものを少しばかり考察してみた!

あなたは、幸福と聞いてどんなことを思い浮かべますか?

たとえば、幸福とは?
1 成功した達成感
2 自分が存在する意義を見つけたとき
3 子孫や後進の育成の喜び

他にもたくさんの解釈が存在するでしょう。

12の幸福カテゴリのバランスが取れた状態が幸福なんだ
という解釈もあります。

  1 仕事・キャリア
  2 お金・資産
  3 健康
  4 家族・パートナーシップ
  5 人間関係
  6 学び・自己啓発
  7 遊び・余暇
  8 持ち物や住宅など物理的環境
  9 社会貢献
 10 精神世界
 11 セルフイメージ・性格
 12 時間

童話「幸せの青い鳥」過去に触れる「思い出の国」や、これから
生まれる人たちが暮らす「未来の国」を訪れますが、そこに幸せは
なかったことがわかります。

最後に目が覚めたときに、部屋にある鳥かごの中に青い羽根を
見つけます。そしてチルチルとミチルは、本当の幸せは普通に
手の届く身近なところにあるのだとわかるというお話を思い出す
人もいるでしょう。

私は今、幸せでしょうか?はたして幸せと断言できるでしょうか?
その究極の問いに答えるとすると、

「幸せです!」と即答できます。

なぜなら、自分の人生を自由に決められる『自己決定権』を
持っているからです。

米国の政治学者のロナルド・イングルハートさんが信頼度の
高い「世界価値観調査」で世界中で調査した結果があります。

「自分の人生を自由に決められているか?」という質問をした
ところ、非常に意外な結果が出ました。
1位 殺人や麻薬などのニュースが耐えない国メキシコ
2位 カリブ海にある国トリニダードドパゴ。
3位 麻薬カルテルやギャングがはびこっている治安の悪いコロンビア

いずれも南米大陸なんです。
南米という治安が悪いところに住んでいてもラテン系の人たちは、
生まれたときから楽天的で楽観的、自由を満喫しているように
感じます。

いっぽう、日本は調査対象国57ヶ国中でダントツの最下位という
結果でした。日本人はこんなに豊かで治安もいいのに「自分の
人生を他人にコントロールされている」と感じていて、
かつ幸福度が低いと感じている人がいかに多いかわかります。

日本を含むアジア圏はセロトニンの運搬など遺伝子的に悲観的な
人が多いというデータが出ています。一部、フィリピンなどラテン系の
血が混ざっている国民は、貧しくても屈託がなく精神的には豊かですら
ありますが・・・

まあ、日本は物質的豊かさと個人の裁量しだいで比較的選択の自由が
与えられて貧しくても成り上がることができるいい面もあります。

治安が悪く、貧富の差が激しいけれど脳天気に楽天的に生きるほうが
いいのか、悲観的で鬱になりやすいが、選択肢が多い人生のほうが
いいのかはどちらとも断言できません。

選択肢が多いことで迷ってしまい、他人にコントロールされる人生に
なってしまっている人も多いのではないでしょうか?

幸福になるためには、自分の人生を自分でコントロールできるように
していきたいものです。

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