カタルシス リターン0

部屋をでて。

時空が重なってあるままに
帰りの電車に急ぎながら

いつもずっとそこにある
自分の胸から喉へのつまりが
ぽろっと取れていることに気づいたのでした。

(詰まってた水が抜けたんだ・・・・・・)

そのことに驚きながら

わたしをここまで連れて来た異次元が、しゅわしゅわとゆるんでいくのをみていました。


愛されたし愛されなかった。奪われたし奪いもした。順番抜かして生まれてきたし予定にないのに死にもした。



ここは二元性の星
どちらの事象もあらわれる


ときに驚くようなこと。


あのときショックが強すぎて、''切り離された''と感じてしまった。
まわりてめぐる輪の中から外れてしまったリフレイン。


わたしはわたしをすくいたかった
ゆるされるならゆるしたかった


これはひかりの白昼夢
ひとりじゃみれない夢だった


45分が
ただ本当だっただけ。



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