ある地域密着型施設の施設長だった私の懺悔

向谷がほったらかしにしていたMさんの入居が決まっても何をしていいのか全くわかりません。たまっているケアマネの業務。介護ソフト使っての記録の統一。書類作成。帰りは連日午前様です。

よくケアマネは利用者連れてこいと抜かす奴がいますが、相談してくれる人がいなければ存在意義なんてないのです。

そういう意味では私は存在意義なんかなかったのかもしれません。

さてなんかあれば相談してこいと言った龍一ですが、向谷の連れてきた労働組合と事務局長の板挟みになって動けない状態。何をしてるかもわからないしたまに帰ってきても施設の自分の部屋に閉じこもって出てきません。

『お前はケアマネだからやれ!』と怒鳴られますが、従業員は好き勝手やり出すわ、それをおさえようにも自分のやりよることがいっぱいいっぱいだわ。

夢見る夢子ちゃんを介護主任にして統括させようと考えてましたが、これがまあ使えない。10年同じ職場にいて役職ももらえていないというのがお察しだったのですが。

人が新しいことやろうとしても『梅崎施設長の時は〜』と言われたらイラッときますよ。

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