1人で大学生活を送るあなたへ

はじめまして。Teketekeです。

今回初記事として、タイトルの通り一人で大学生活を送る、あるいは送ることになってしまったあなたへのアドバイスを書き残します。

今はオンライン授業が実施されて大学に行くこともできず、一人で過ごさざるを得ない人がたくさんいるかと思いますが、私は別にそういう理由で一人になったというわけではなく、

単純にキャンパスでの人間関係形成に失敗して4年間ぼっちを貫いてきた、ただの哀れなヤツ

です。一度この状態に陥ってしまうともう理想のキャンパスライフが〜とか言っている場合ではなくキャンパスがただの孤独地獄と化します。そして私自身「どうしてこうなった...」ということを自分なりに分析してみてこれが原因ぽさそうだな〜と思うことがいくつかありました。また、ぼっちになると本当に冗談抜きで地獄というか毎日苦しくて仕方なく、幾度となく煮え湯を飲まされ続けてきました。昼飯はいつもコンビニ座る場所もないので歩きながら食べて次の授業へ。放課後も誰とも飲みになど行か..行けず1人でネットサーフィンの毎日。キャンパス内の友達はスマホ。バイトまでの時間は図書館へ避難。他の人は授業に遅刻したり、授業で間違えたりすると笑いが起きるのに私の場合、待っているのは冷笑か沈黙の2択。存在感がなさすぎて遅刻したことに誰にも気付いてもらえなかった日すらあります。

そんな体験をしてきた私が同じような境遇にいる人に向けて、あるいはキャンパスに行けるようになった時ぼっちにならないために、後悔のない大学生活を送れるように

①なぜぼっちになってしまうのか

②大学でぼっちになると困ること

③ぼっちが大学生活を生き抜くために必要なこと

を私なりに解説します。説明の中でキャンパスライフについてもちょこっと書いているので、大学に一歩も足を踏み入れたことのない方はこれを見てぜひ夢を膨らませてください。といっても内容は夢のあるものとは言えないですけど。



①なぜぼっちになってしまうのか

いろんな人や経歴があるので、原因の全てがここに書いてあることに還元できるわけでは無いと思いますが(特に原因1とか。)もしあてはまるのであれば是非注意してください。

原因1:受験に失敗したから

今の時代、学歴である程度その人の価値が決まっちゃうみたいな謎の風潮のせいで、周りを見渡せばどいつもこいつもMARCHだの早慶だのと言って必死こいて勉強してますよね。私の周りにもMARCHに進学しているのに早慶に行きたいからと仮面浪人しちゃう人もたくさんいるぐらいですし、とにかくいわゆる受験生の大半は学歴に取り憑かれてしまいます。そうして必死に勉強して勉強して勉強して、勉強したのに不合格...なんてことになったらもう絶望しかないですね。浪人してでも再チャレンジできる人はいいのですが問題は

滑り止めの大学に入学せざるを得ない場合

です。「滑り止めの大学なんて楽勝で入れて、どうせろくな奴なんかいねえだろ?」当然見下している人もいるだろうし、そんな見下していたはずの大学に自分は入学しなければならない、なんてことになったら当然落ち込みますよね。そ・れ・で・も!ここで決して絶望ムードを引きずってはいけません!暗い雰囲気をいつまでも醸し出して「どうせ俺なんて...私なんて...」と常に落ち込んでいても、初対面のキャンパスメイトは同情なんてしてくれないし、それどころかなんだか暗いヤツだなと思われて一瞬で遠ざけられてしまいます。大体こんなこと言った相手が努力して入った第一志望とかだったら最悪の第一印象を与えることになりますよね。こうなってしまうとぼっちがほぼほぼ確定してしまいます。いきなり明るいキャラにチェンジしても、頭おかしくなったのか?と思われるだけで、状況の改善はめちゃくちゃ難しいんです。なので、何があっても最初のうちは絶対引きずっちゃダメです!どうしても納得できないなら浪人してでも

自分の意思にそった進路決定

をしましょう。これはもうどの場面においても同じだと思います。どうしようもないなら腹括るしかないです。自分の行く先で楽しむ、挽回することに思考を転換させていきましょう。

原因2:自分から話しかけないから

キャンパスライフを送るようになれば分かることですが、大学では高校までのようなクラスというものは存在しません。後でゼミというものに所属した時、そこがクラスのような環境になるのですがとにかく最初のうちは毎日毎日同じ集団と顔を合わせるということはありません(ぼっちは)。多くても週に3コマほど授業を共にする程度です。これが何を意味するかというと、これまで当然の如く与えられてきたみんなで授業を受ける環境、みんなで取り組む学校行事なんてものはもう誰も与えてくれません。

全部自分で掴みに行かないと置いていかれる場所

が大学なのです。高校の時までは同じ人と1週間ほぼ毎日顔を合わせ、同じ授業を受け休み時間を過ごし、そのうちに自然と友人を作れていたことでしょう。しかし、大学ではそれを自分から能動的に作り、手に入れなければ待っているのはぼっちライフ1択です。私自身この情報を知らず、普通に授業受けてたら、誰かしら友達とかできるやろ〜(ヘラヘラ)的なノリでいたのですがもちろんそんな甘くはなく、知らぬ間にぼっちと化していました。しかしここで覚えておいて欲しいのは

全ての責任は自分にある

ということです。私に話しかけてくれない周囲が薄情なヤツなのではなく、話しかけないあなたが悪いのです。あまりにも寡黙を貫いていると相手だって話しかけていいか分からなくて困っているのです。とにかくぼっちになりたくなければ、積極的に人に話しかけていく以外方法がないのだと学びましょう。とりあえず寒くない程度にネタキャラをぶちかましておけば、まあ何とかなるのではないかと思っています。

原因3:サークルや部活に入らないから

大学入学当初ほどなくして、ぼっちと化した私はみんな何でそんなにすぐに友達できるの???とずっと不思議で仕方ありませんでした。そう思いながら、同じ授業を受けていた私の周囲の人たちがしている話にふと耳を傾けてみると、彼らはサークルのことについて話をしていました。ここで私は、「サークルがコイツらをつなげたのか!」と気づくことになりました。しかし、時すでに遅し。私は大学入学当初、ぜっっっっっったいに部活なんか入らねえからなと思って新歓の時期にはずっとイヤホンをしてキャンパスを歩き、挙句の果てには話しかけてきそうな人を横目で睨みつけるという愚行までかまして全サークル全部活を拒否しました。つまり、私は友達を作るための場を自らドブに捨てていたのです。そんな奴に当然友達なんかできるわけないですよね。ましてサークルや部活の人間であれば共通の趣味を持っていることはほぼ確実で友達を作るための絶好の場所であるにもかかわらず、私はそれを断ち切ってしまったのです。結局大学一年生の終わり頃、孤独に耐えきれなくなった私はバイト先の人に相談して大学二年生になってから部活に入ることを決めました。とは言ってもそれぞれやりたいことがあるだろうし、それが部活やサークル活動であるとは限らないので入らなくても自分の趣味に没頭できるならそれもいいと思います。しかし、ぼっちを避けたい人のための手段として部活動やサークルへの加入は役立つのです。それに部活やサークルは学生が自主運営している場合が多いので気軽に入り、また気軽に辞めることもできます。人も多く、キャンパスも広いので万が一辞めると伝えてもそれほど人間関係は悪化しないですし、最悪無断で逃げちゃえばそれで勝ちです。誰もネチッこく追撃してこないと思います。

上記3つの原因に共通して言えることは

自ら動くことが人間関係形成の秘訣である

ということですね。一人になりたくなかったら、俺どうせ陰キャだし...コミュ障だし...チー牛だし...なんて暗いこと言わずに動き出しましょう。動き出さないと結局コミュ障も、陰キャもチー牛も治りません。それをできなかったお前が語るなって思うかもしれないですけど...

②大学ぼっちになると困ること

これはもう間違いなく

誰もあなたを助けてくれない

ということです。一人で大学生活を送っていると本当に誰も助けてくれず、全て自己責任で物事が進んでいきます。特にどんな場面で困るか、それをいくつか解説します。

1.席がない

キャンパスでの講義というのは一日中同じ教室で受講するのではなく、講義ごとに指定された教室にいって授業を受け、基本的には座席の指定がありません。なので自分の座りたい場所に座って授業を受けれる

と思うじゃないですか?

もちろん早めに教室に行って席を確保すれば、自分の好きな場所で講義が聞けます。しかし、問題は授業開始ギリギリに教室に行った場合です。もう見渡す限りどこも席が埋まっていて、私が座る席は教授の目の前か二人組や集団の間に入れさせてもらうかの2択です。しかし、奴等(集団で授業受けている人たち)はどうでしょう。奴等は必ずといっていいほど席取り役の下っ端を用意しており、そいつにあらかじめ5席分取ってもらって自分たちは悠々自適に授業開始直前あるいは遅刻して教室に入り、用意されたイスに座るだけなのです。(イス取りの使いっ走りさせられてるやつもまあまあ哀れなんですけど...)ぼっちとはいわば

大学におけるカースト最下層

なのでそんな特権なんてあるわけもなく、必死で席を勝ち取らなければなりません。私自身あまりにも座る場所がなくて授業出るのやめたことがあるぐらいです。ぼっちだと誰もあなたの居場所を確保することを助けてくれないのです。

2.履修情報ゼロ

まあ、大学は勉強するための場所なので楽な授業を受けるとかそういう考え方自体好ましくないのだとは思いますが、やっぱり皆ラクしたがるもので、というか現実そこまであらゆる授業に対して興味を持って受けるといった人はおらず、簡単に単位が取れる授業を求める人が多いわけです。普通(ちゃんと友達や先輩との繋がりを持っている人)の場合、どの授業が楽だとか、どの授業の試験の過去問を持っているとか情報を得て履修を組んでいるのだと思いますが、ぼっちの私にはそんなありがたい情報源は当然存在しないので何もかも一人で考え、選び、受けてきました。特に教職課程を履修されている人にとってこの情報がないのは割と致命的です。いつまでにどの単位を取らなければならないとか、普通の人にくらべてどのぐらい履修しなければならないとか、割と重要な事がたくさんありますが、それですら一人でかき集める必要があります。もちろん授業の難易度は無理ですが、履修の組み方に関する相談は大学側が実施してくれるはずなので、当てのない人はそこをフル活用しましょう。

3.授業を休んだ時

これもだいぶ辛いです。特に次回の授業までにやらなければいけない課題があった時などは最悪でしょう。それに欠席回の板書やレジュメを誰も見せてくれないとなると一回分の授業の遅れを取り戻す事はもう不可能に近いです。(毎回、前回分のレジュメを配ってくれる心優しき教授もいらっしゃいますが)授業に行かなくても誰からも注意される事がないというのはある意味で大学の良さなのかもしれませんが、ぼっちの人は休むにしても休む回数や休むタイミングなど、万全な計画を練って臨みましょう。何事も準備は大切です。もちろん休まないのが一番なんですけど。

4.グループワーク

最近ではアクティブラーニングという名のもとに学生に積極的にコミュニケーションを取らせるような授業内活動が増えていますが私に言わせればあれは陰キャ処刑タイムです。もちろん、あらかじめグループを組んでくれる、そういった配慮のある先生の場合であれば自動的にペアが組まれるのであとは話すだけなのですが、

問題は自分でペアを組まなければいけない場合。

ペアやグループを作るようにという指示があった瞬間、周りの人々が次々に友達と組んでいる姿を見ながら「あっ、終わったな...」という状態に陥ります。本当に苦しかったのが偶数名のクラスでペアワークの指示があって、最後に余ってしまった可哀想な1人にさらに哀れな私が肩を叩き「俺も余ってるから一緒にやろう」と静まりかえったクラスの中心で言わされた時です。あれぞ公開処刑だなと思いましたね。社会的には死んでました。また、自動的に組まれた4人グループでディスカッションをするときでさえ、話し合いが終わった後に他の3人が別の話題で談笑している中、1人話に入れてもらえずケータイをいじってやり過ごし、終了の合図を待つという経験をしたこともあります。

以上が大学ぼっちが主に困ることです。他にもいろいろあるのだと思いますが、共通していることは

全てが自己管理自己責任

ということでしょう。しかし、ポジティブに捉えれば1人で問題、困難に立ち向かえる能力、自律の精神が嫌でも身につきます。まぁでもそれに耐えきれずに大学に行かなくなってしまう場合もあるのでやはり繋がりは作っておくべきかなと思います。私自身、ぼっちに耐えきれず大学をサボってしまって大量に単位を落として後で必死こいて1人で取り返すハメになったので。

③ぼっちが大学生活を生き抜くために必要なこと

これから書くことはまあ当たり前と言えば当たり前、できる人はみんなそうしているのかもしれませんが、できれば参考にしてください。

1.リマインドする習慣をつける

大学では高校までの時ほどクラスの存在がはっきりとしているわけではないと前述しました。もちろん友達を作りづらくて困るということもありますが、個人的に一番困るのが

担任の不在

です。人によっては鬱陶しい、面倒くさい存在だったと感じる人もいるかと思いますが、自己管理のできない人は、

遅刻したら注意してくれる

提出物の期限が近づいてきたら教えてくれる

重要な書類を管理してくれる

そんな担任がどれほどありがたい存在であったか後になって気づかされることになると思います。大学ではどんな重要事項でも全てポータルサイトというオンライン上での掲示板に掲載されるので毎日ちゃんと自分の目で見ていないと

提出が必要だった書類の存在に、提出期限が過ぎてから気付くという大事故も平然と起こります。

私自身、一回これをやらかして全身から冷や汗を吹き出した記憶があります。おまけに友達もいないぼっちとなると本当に誰もリマインドしてくれないので、手帳などを活用しメモをとる習慣を身につけましょう。大学生活に限らず必要なスキルです。

2.恥を捨てる

恥を捨てるというかとにかく積極的に人とコミュニケーションを取っていく態度が必要です。別に話して相手にどう思われたっていいんです。だって生き延びるために必死でやってることなんだから。本当にどうしても困っている時、いちいち「いや、でもこれを言ったら...、自分が話しかけたら...」といったこだわりや恥に囚われている場合ではありません。そうした気持ちを捨てることもぼっちが生き抜くために必要です。友達を作ろうとしなくていいので困った時に、誰でもいいから、とりあえず助けを求めて声をかけられる精神を持っておいた方がいいです。


この他にも上述の①、②の内容をもとに、こういう風になってはいけないんだな、こういうことすると良くないんだなという風に悟ってみてください。

最後に

ぼっちはやばいぞ〜的なことを散々書きましたが、もしそうなってしまったら

1人の時間をめちゃくちゃ楽しみ利用しましょう。

趣味に打ち込むこと

必死に勉強して資格をたくさん取ること

こういったことは誰の干渉も受けず1人でやった方が良いですし、必死に1人で頑張って周りの人にないものを手に入れることができた(厨二病か)なら気持ちに余裕が出てきて1人でいることを楽しめるようになると思います。気持ちを落とさず、自分にしかできないことを追求しましょう。悲観的になってしまうと大学に行くのが嫌になって、サボって、それが最終的に結局自分に返ってくるだけの悪循環です。4年間という長い時間を与えられているのだから、ぼっちであることに気を落とさず何かに打ち込めばきっと手にできるものがあると思います。




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