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【2021CBL】里山資源を活かしたスモールビジネスをつくろう!

2021年度、7期のCmmunity Based Learning(通称:CBL)の1つである「里山資源を活かしたスモールビジネスを作ろう!」が12/6(土)にて全6回の講義が終了しました。

この講義のファシリテーター/講師の株式会社ささやまビーファームの松村まなさんは、大阪から丹波篠山市に移住し、1からビジネスを作ってきた方。タイトルの通り、里山資源を活用し、スモールビジネスをスタートさせた実践者です。

始めたきっかけから、試行錯誤して事業を進めてきた過程を失敗談も含めて包み隠さず教えていただきました。

毎回受講者の皆さんから質問が飛び交い、その質疑応答からさらに気づきや理解を深めていく...

最終回で松村さんが最後に総括して話してくださった中で印象的だったのは「失敗したって、無一文になってもそれはそれで楽しいじゃないですか。」という言葉。

起業するにあたり、誰にどんなものをどうやって届け、仕事(ビジネス)としていくか...と考えていく事はもちろん大切です。
ですが、まずはコレだ!と思ったものを突き詰めて小さく始めてみる、おそれず一歩を踏み出していくことこそが大切なこと、というメッセージを受け取りました。
これはまさに何度もトライ&エラーを繰り返し前進してこられた松村さんだからこそ伝えていただいた言葉でした。
受講生の皆さんも6回を通じて色々なことを肌で感じたのではないでしょうか。

里山にある資源を活用した受講生の今後の「一歩」に大きく期待したいと思います!



【各回のハイライト】

第1回 8/7(土) 
オリエンテーション / ささやまビーファームの生い立ちから入口戦略を学ぶ
第2回 8/21(土) 
どうすれば売れるのか / 出口戦略について

1回目と2回目は、ファシリテーター兼講師であるささやまビーファームの松村さんよりご自身のビジネスの立ち上げから今に至るまで、実践されてきたことを惜しみなくお伝えいただきました。
6次産業化について、グループに分かれてセッションタイムの時間を設け、実際の商品化を想定し、具体的な案が沢山出ました。


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第3回 9/11(土)
商品製造開発(現地実習)

現地実習では、ささやまビーファームさんの養蜂場、ハーブ畑、そして元武家屋敷の篠山本店を見学しました。
養蜂場では専用の帽子をかぶり、蜂が飛び交う中で説明をしていただきました。

「蜂って可愛いんですよ」

という名言が飛び出しましたが、愛情溢れる育て方や、趣味だけで終わらせるのではなく、仕事・ビジネスとしてやっていくための工夫や姿勢を教えていただきました。

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沢山の質疑応答の中で、皆さんそれぞれに感じること学ぶこと多々の貴重な時間となりました。

本店では、見学した蜂の巣からこの商品が、、と、感慨深い声が。充実した現地実習となりました。


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第4回 10/2(土)
商品製造開発(現地実習)

4回目の現地実習では、生産現場の見学、ささやまビーファームさんの工房を訪れました。

里山の木々や草花、ハーブのアロマ蒸留、石鹸作りの工房見学を通し、「想い」を貫き、商品化するための独自の工夫、意識の持ちよう等、ありのままをお話頂きました

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第5回 11/6(土)
商品プランづくり(隙間戦略:めんどくさいもの、大手が手を出せないもの、丹波篠山でしかできないものを考える)
第6回 12/4(土) 
学びの共有や、今後の展望についての意見交換

身近な資源の商品化に向け、2チームでの試行錯誤が始まりました。
素材の決定後、商品化に向けブラッシュアップを重ね、最終回ではそれぞれのチームで発表、その後は1人ずつ講義での学びや今後の展望に向け伝え合いました。
松村先生の包み隠さない経験談、生の声、「妥協しない」「変化をし続ける改革への姿勢」を受け、マーケテイングのノウハウだけでなく「勇気」や「挑戦心」をもらった、という感想がありました。

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全6回のプログラムはコチラから(WEBページ)
https://school.tscapital.jp/program.php?id=130