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今更メガトン級ムサシXをクリアした感想


「正直、ここまで真摯に制作しているとは思っていなかった」

今更ながらメガトン級ムサシXをクリアした。

ロボットゲームとしての完成度の高さと、良質な異人種ボーイミーツガールの波動に包まれ、私は歓喜し、打ちのめされた。

そして、レベルファイブという会社への認識を改めることとなった。


①ロボットゲームとして求めていたものに最も近かったゲームだった

バトルシステム

まず初めに、私はRPGの魅力をキャラクターになりきって「カッコよく戦えること」だと考えている。そして、私はこのゲームのバトルシステムが大好きだ。

簡単な操作、軽快なアクション、ド派手な必殺技、私が求めていたものが殆ど詰まっていた。他のTPSのゲームではなかなかこういうものはない。大抵、操作が複雑すぎるか、動きがもっさりしているのだ。

そのため、「カッコよく戦えること」が難しく、ハードルが高かったのだ。それを解消しているこのゲームはまさに理想だった。

カスタマイズ

パーツのカスタマイズは種類が少なく、シルエットが似通っていて、正直、期待していたほどでは無かった。だが、私は見た目はセットで揃えるので無問題である。デフォルト最高!

強いて言うならレアリティはない方が愛着を持ってパーツ使えたかなーとは思うがハクスラというゲーム性を考えれば仕方ないだろう。

マザーボードは配置を考えるのが楽しくて良かった。ダンボール戦機通った身なのでこのシステム好きなんですよね。

コロシアム

必要人数多くない?マッチングしないので普通に改善して欲しい。
というか初心者が強くなる導線が全く無いのが気になる。
全然触れて無いので他は割愛。

②じわじわと好きになるストーリーの魅力

序盤「何これ…」

「何これ…」それが最初の感想だった。いやまぁレベルファイブの脚本は評判良くないとは聞いてたけども、唐突すぎない???

何で急に音楽流れるんだ?
何だこの善方向に狂ってるマッドサイエンティストは!?
何で子供生まれてるんだ!!??
様々な疑問が頭の中を駆け巡る。

まぁ戦闘シーンかっこよかったから良いか…

中盤「爆笑」

アーシェム好き。
いいですよね、異人種ボーイミーツガール。エウレカセブン思い出すなぁ。

それはさておき
人物の内面が見え、味が出てきた感じがした。

シドル側の葛藤や、ソロンの人々の生活を見ると、
この作品が単純な完全懲悪ではないことが分かる。

そこに向き合おうとするアーシェムはヒロインというより、
もう一人の主人公と言っても良いだろう。

キスした後、手を振り切って民を助けに行くのには痺れた。

まぁ、その様子を幼馴染に見られてたところで爆笑してたんですがね!!

このせいで夏祭りは清夏が闇落ちして襲いに来ると思ってた。
ゼノブレイド3のせいかも
なんならラスボスになると信じてた。

終盤「終わり良ければ全て良し!!」

良いですよね、同じ星の恋人同士
2人がくっついた時点でもう満点!

白の騎士団との共闘も良かった。
ベタだけど敵対勢力との共闘&和解って燃えますよね、クライマックスって感じ。

後、ムサシクロスを小次郎が操作するところが好きです。
主人公の機体を別の人が操作することってなんか不思議な魅力あるんですよね。

大和は絶対生きてるとは思ってたな。すごい既視感あったもん。

まぁとにかく!本当にアーシェムと大和がくっついて良かった!

③一通り遊んだメガトン級ムサシXの感想

すごい好きになれた作品だった!!

多少の粗や調整不足は見られるものの、今まで以上に真摯に制作されているのが感じ取れて、感謝するばかりだった。
インタビューなども多数拝見したが、自分の感じていた以上に様々なことに挑戦されていた。
爽快なバトルシステム、3Dモデルのクオリティ向上、洗練されたUI、魅力的なキャラクター等、上げればキリがない。
私はこの作品の何よりもレベルファイブの努力を評価したい。


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