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九大芸術工 n年生 (nは任意の自然数) ライターごっこをして遊んでます。

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    日記です

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最近の記事

今月のニキー 4月

4/1 花見をした。もうかれこれ何年ぶりか と思ったが、いわゆる花見という花見をしたのははじめてかもしれない。 大学生の春休み というのは無限とも揶揄されるが、生き急いでいたり、家から出る元気を持ち合わせていなかったりで、外に出て、花を見ながらのんびりする などという余剰極まりない行為ができるようになるまでに4年がかかった。同期が社会人になって入社式やなんやらで荒波に飲まれている日に、自分は桜を眺めている。なんだか不均衡だね。 さて、そんなこんなで自分も今日から大学生→大学院

    • 今月のニキー 3月

      3/1 なくちゃ誕生日おめでとう🎊 キタニの誕生日で日記を書いたなら、なくちゃの誕生日にも日記を書くべきでは?というどこに向いているのかわからない使命感からこの文章を書いている。推しが複数いるオタクのつらいところだねぇ....(?) 藍月なくる。時にセクシー、時にミステリアス。さまざま“声”を使い分けることで闇鍋の如き同人音楽界隈の波を乗りこなし、その最前線を走り抜ける歌姫。オタクたちの集団幻覚、儚き少女の具現化、インターネットを揺蕩う青の象徴。 思い返すと生活の片隅にずっと

      • Mr.daydreamer『卒業、果て剥がれて』@福岡女学院大学、観ました

        Mr.daydreamer『卒業、果て剥がれて』@福岡女学院大学 ハウイ館 学生ホール 観てきました。 正直、観終わってからバッド入ってしまって、書こうか悩んだんですが、落ち着いてきたので、後の自分のために書き記しておこうと思います。ありがとうストゼロ。 (劇団の方がもし読まれる場合は、ご覧の通り素面で書いていないことをご了承のうえ、読み進めてください、申し訳ない...) デイドリとの出会いは、昨年夏の学生演劇祭でMr.daydreamerの学生支部(?)の「でいどり。

        • 九州大学大橋キャンパス演劇部『無茶苦茶』@九州大学大橋キャンパス 、観ました

          九州大学大橋キャンパス演劇部『無茶苦茶』@九州大学大橋キャンパス 7号館 ワークショップ室 観ました。 むちゃむちゃくちゃくちゃ って読むらしい コメディ短編4つのオムニバス形式でかなり良かったです。 ・天地無用 パチンカスが出てくるとかなんとかありましたが、主役はお前じゃないんかい。 天地無用の誤用(本来は逆さにしてはならないの意)を上手く展開して「逆さになってしまったなら、天地の方を逆さにしてしまえばいいじゃない」(イマジナリーマリーアントワネット)みたいなアイデ

        今月のニキー 4月

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          劇団天地『異邦人の庭』 観てきました。

          劇団天地『異邦人の庭』@塩原音楽・演劇練習場 観てきました。 https://x.com/tgtenchi/status/1745796455137177941?s=20 天地は今回見るのが2回目になるのですが、たまたま福岡に来る母と妹に『観にきたら?』と誘ったりしてたので、あんまりな舞台だったら誘った手前、申し訳ないな〜などと思いながら見に行きましたが、そんなことはなかったです。(良かった) 脚本は戯曲賞大賞の受賞歴があるということ(戯曲賞の影響力自体は詳しくないので

          劇団天地『異邦人の庭』 観てきました。

          今月のニキー 2月分

          ヒ某リエのシ某ダさんに感銘を受けてニキーを書き始めました。 2月14日 2月って破壊と再生の月だよなって思った。特に大学生は無限とも揶揄される長い春休みに突入することもあって、年度の振り返りを2月にやっているような気がする。これまで背負っていたタスクから解放され、次の1年に思いを馳せる。思えば去年の今頃は大学4年生というものに希望を抱いていた気がするが、実際には生活が悉く破壊された1年だった。そして来年こそはと自省と共に新たな目標を立てながらも心のどこかではどうせロクな1年

          今月のニキー 2月分

          ブルーエゴナク『波間』、観られませんでした。

          はじめにこの記事は劇団 ブルーエゴナク の公演 『波間』が公演中止のため観られなかったという旨の記事です。同劇団の2月公演『いま、反転のまっただなかで』を観に行くにあたり、書きかけのものを描き切りました 基本的に、自身の失敗談を綴った備忘録であり、劇団を批判する意図は一切ありませんので、ご承知おきください。 https://x.com/egonaku/status/1733332426959822867?s=20 今回の失敗普通に寝坊、電車に遅れかける まずはこれ、15

          ブルーエゴナク『波間』、観られませんでした。

          2023 作ったものまとめ

          大晦日らしく、今年の振り返りです。 ヨルシカ 『風を食む』 (Cover) 2月 大体のサークルから追い出されて、「じゃあここからは自主制作頑張っていくか〜」とまだ元気だった頃に作ったやつです。 親からは「歌上手くなったね」と言われ、コメント欄では「聴いてられん」と貶され、まあ色々と感情をグチャグチャにされたりしましたが、個人的には後輩が風を “はむ” に気づいてくれたのが嬉しかったですね。 習作 Psytranceごっこ (23/02/22) 前々からHitechを

          2023 作ったものまとめ

          『自然真営楽』アクロス福岡、観てきました。

          自然真営楽 @アクロス福岡 観てきました 2月に弊学で演奏する方 くらいのめちゃくちゃ少ない事前情報で飛び込んでみたんですが、めちゃくちゃ良かったです。 まず、アクロスの円形ホール、すごくいいですね(これは演奏に関係ない)小規模のコンサートをやるのにちょうど良くて、観客と演者の距離が近いし、演者が向き合って演奏してるのが、すごく良い。 主催(?)がクリスチャン・ウォルフの音楽コンサート実行委員会ということで、小難しいコンサートを想定していたのですが(クリスチャン・ウォルフ

          『自然真営楽』アクロス福岡、観てきました。

          生きていくぼくらと、呪いの話

          ぼくらは呪いを受けて生きていく 漫画家/イラストレーターの西沢5ミリ先生の短編集のタイトルだ。 作品としてもめちゃくちゃいいんだけど、何よりこのタイトルが好きで、普段書籍は電子で買っている僕が、この本を紙媒体で所有しているのは、このタイトルのためと言っても過言ではない。 ぼくらは呪いを受けて生きていく 期待というのは、呪いと近しい概念のように思う。期待に添えなかった先にあるのは失望だから。 期待を “裏切る” というのはなかなかに言えて妙な言い回しではないだろうか。

          生きていくぼくらと、呪いの話

          VANITAS @福岡市立博物館 レポ

          VANITAS @福岡市立美術館 観てきました。 「はかなさ」という概念に対して日本と西欧の考え方の違いをテーマにしたイベントで、難解だったものの、得るものも多かったです。 最初はゼミソン先生による音楽演劇「ヴァニタス・シリーズ Vol.2:フォーリングス」チェロ・ヴィオラ・笙 竽 による音楽+映像の作品 でした。弦楽のノイジーなグリッサンドや笙・竽のタンニングなど、面白い音の響きがたくさん聴けました。今回の趣旨とは若干ズレますが、序破急のリズム感は意識しているように感じられ

          VANITAS @福岡市立博物館 レポ

          福岡学生演劇祭2023 レポ

          バ先でメセナっぽいことをやっていて、演劇のチケット代をカンパしてもらえるらしいので、 せっかくならと思い、「福岡学生演劇祭2023」を見てきました。こちらはそのレポになります。 初めての参戦なので、何も知らない状態で行ったんですが、1組30分(準備を含む)なので、あまりダレずに見れましたし、準備に時間を割けない中で、色んな創意工夫が見られて面白かったです。 AブロックAはかなりシリアスっぽい作品が多めでしたね。 A1 : まいにゅーぎあ 快活な姉とやや陰気な妹という配

          福岡学生演劇祭2023 レポ

          サラウンド音響システムにおける備忘録

          はじめに九州大学芸術工学部 学生団体「CBAproject」にて、複数台のスピーカーを用いたサラウンド音響システムに取り組んだ内容に関する記事です。 昨今、プロの現場ではDollby atmos、6.1chサラウンド (サカナクションが導入したことで有名ですね) など、サラウンド音響が激アツな状況ですが、ハウツーとしてインターネットから得られる情報には限りがあり、アマチュアが導入するには未だにハードルが高い状況が続いているように思います。 実際、自分もサラウンドを導入する

          サラウンド音響システムにおける備忘録

          CBA22の新歓公演が終わったので感想戦をする

          どうも、ハムこと いのうえ です。 九州大学芸術工学部 学生団体「CBAproject」にて、22年度の音効頭をやっております。 本日、弊サークルの新歓公演があったので、音効頭 兼 CBAオタクとして感想戦、やってまいりたいと思います。 一応、注意事項ですが、 ①ネタバレしまくってるので公演を見終わってから本稿を読んでください。ネタバレ踏んでも責任を負いかねます。てか公演を見ろ。全人類、見ろ。 ②これは僕の感想に過ぎないので、全員の仕事については言及できないので許してくだ

          CBA22の新歓公演が終わったので感想戦をする

          ASMR専用イヤホンを買ったので雑にレビューする

          ASMR専用イヤホンなるものを買いました。 ag COTUSBU for ASMR ってやつです。 https://www.amazon.co.jp/dp/B09H7H1L3C?ref_=cm_sw_r_cp_ud_dp_D9VDPEKYXFS8Z22FDBVK 昨今、ASMRもだいぶ市民権を得てきたというか、経済規模がかなりデカくなっているように感じていたので、いずれどこかから出るだろうと思っていましたが、数年前から切望してました。 一方で、「とりあえずASMRって名

          ASMR専用イヤホンを買ったので雑にレビューする

          『撃滅のジェノサイドギグ』の無駄に上から目線な感想

          ジャンプルーキーの8月期シルバールーキー賞、フセキ先生の『撃滅のジェノサイドギグ』の感想です。 本作を読んで、すぐさま感想が書きたくなってしまったんだけれど、何の立場もないのに評論家かじみた感想をつらつらと書いてしまいそうになったので(でも感想として残しておきたい)、noteでワンクッション挟んでから感想を書こうかと。 (Twitterに書くと即時的に人の目に入ってしまうものの、noteなら意図せず感想見ることはないやろ という) あらすじ読めばわかります。 作品読ま

          『撃滅のジェノサイドギグ』の無駄に上から目線な感想