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ナベプロの男ットコ前なところ。

以前に「ナベプロが賞レースで勝てない理由」という
ノートを書いたんですけど、万が一、億が一、
ナベプロ芸人が見て「んーー!まぁーー!」って
声にならない声で憤慨されたりしても困るので、
ナベプロもええとこあるんやで!っていう事も
こちらで書いていこうと思います。

タレント化させるのがうまく、
芸能界をサバイブしやすい。

ナベプロは例えばネタ番組や、オーディション、
ロケなどで結果を残せたら、事務所の力もあるので、
色んな番組に出させてもらえて、ネタで売れるというより、
タレント化して売れていくという事が多々ある。

大体は二、三回。上手くいけば一回で乗っかる事が出来る。
芸能界というのは無名は鬼のようにいて、泥水を啜り続けるが、
少し有名になっただけでも、甘い汁の恩恵に預かることが出来る世界で、
それが最短で行けるかもしれない事務所がナベプロだと思う。

ただ、最短で行けるがゆえ、地肩の強さが求められ、
長続きがしなくて、一発屋の印象が多いのもナベプロ。
クマムシ、ブリリアンは可哀想な結果になったと思う。

ただ一発屋ってだけでも、無名のまま終わるよりはるかにいいし、
無名の時には肩身が狭かった親御さんに対しては、顔向けできたり、
親御さん自身も自慢できたり、金銭的にも親孝行もできるだろう。

不祥事を起こした時の対処が抜群。

ナベプロ芸人の不祥事で記憶に新しいのは
「ザブングルの闇営業問題」
「Aマッソの大喜利人種差別回答」

これに対するマスコミへの対応、プレスリリースした文章が、
迅速かつ、非の打ちどころがなかったように思う。

ザブングルに対しては、謝罪や謹慎期間の設定、
もらったギャラの税務署への収入申告、
介護施設へのボランティアでの社会貢献の発表。
施設が決まるまでは事務所の事務作業のサポート。

Aマッソに対しては、謝罪、事務所からの厳重注意、
アンチレイシズム専門の弁護士のアドバイスによる
講義、教育の徹底。

文面を見て「ここはどうなんだろう」とか、
疑念が生まれないぐらい、誠実な対応が見て取れる。

例えるなら、部下が大失敗して上司と一緒に取引先に行って、
取引先の方の前で部下の頭をバッカーンと殴って、
「本当にすみませんでした!」と二人で深々と頭を下げるような。

これと真逆を行ってるのが人力舎で、人力舎の対応は
借金取りが来てるけど、居留守使ってる」ようなもんで、
居留守使ったら、今の時間はやり過ごせるけど、
借金はそのままあるし、逆に利子がどんどん増えていくわ、
借金取りはブチ切れてドア壊し始めるわで、もうめちゃくちゃ。


アンタッチャブルが10年コンビで出れなかった事や、
これはどこかザキヤマの意思の固さも感じられるが
アンジャッシュ渡部が未だに復活出来ないのは
何故か事務所がすぐに鎮静化を図らなかったせいだと思う。

こういう例を見ると、ナベプロがいかにタレントを守るために、
迅速に動いてくれているのかが見て取れるだろう。
タレントを守る事で、事務所自体も守れる事も知ってるのだ。

最後に。

僕が思うナベプロの男ットコ前なところを書いてみました。

こうして書くと、タレントと事務所がWin-Winの関係を
築きやすい事務所なのかなとも思いますが、
これはタレント側にちゃんと商品価値があってのこと。
商品になってないタレント、もしく自身の商品価値が
著しく下がるような事をしでかしたタレントは、
容赦なく切り捨てられるのが世の常なので、
お気をつけあそばされたらよろしいんじゃなくって。

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