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孤独のグルメから名前をいただきました 現在は機動戦士ガンダム水星の魔女の事ばかり考えて…

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孤独のグルメから名前をいただきました 現在は機動戦士ガンダム水星の魔女の事ばかり考えてます

最近の記事

それは誰の「意志」なのか

プロローグから続く謎「ルブリス(エアリアル)を動かし人を殺したのは誰なのか」 ルブリスとエアリアル エルノラ―エリクト―MSの順に接続 スレッタ―エリクト?ーMSの順に接続 こう見れば操縦は操縦席に座るもの、従ってエルノラ及びスレッタの意思だ、という風にも見える しかしプロローグ時点ではエリクトは「スコアを上げないと接続すらできない(と推定される)MS」と接続できた「人間」で、本編では人間の「魂」が転移されたにしろ「人格」が転移されたにしろ、或いは単に「情報」が転移さ

    • アドステラ世界AI再考~エリクト?について

      アドステラ世界のAIと比較しながら、エアリアルの中にいるとされるエリクト?の正体について考える ドローン戦争時のAI アドステラ世界ではかつてドローン戦争と呼ばれるものがあった それは名前の響きから、現代でもあるドローンを使った攻撃、いわゆるスウォーム兵器による戦争かと思われた。劇中でもそれを狙ってか、ガンビットを「スウォーム兵器」と呼ぶことが2度あった しかし、ラジャンの台詞から「兵器に意思決定権を委ねる」戦争であったことが語られた。これがドローン戦争だ、という説明が

      • 師と二人の弟子

        今回はカルド博士と、二人の弟子プロスペラとベルメリア、3人の魔女とその思想の違いについて、わかっている限りの情報で探ってみよう カルド博士の思想 博士は「赤子が衣服をまとうように」という思想で、研究していたガンド医療も「人体の置き換え」ではあるが、プロモーションビデオで見せられた映像やなんかでは「丸ごと義体にしてそこに意識を移し替える」という印象に、当初は見えていた ところが、今回まさにそれをやったように見えるプロスペラのやり方にベルメリアは恐れ、拒否感を示していた 更

        • 過去に起きたドローン戦争の片鱗

          水星の魔女のアドステラ世界を、かつて大きく揺るがしたとされるドローン戦争。その割にはその名前すらまともに出てこない しかし、作中の様々な事柄をよく見ると「これがその影響か」と思わせる描写がある ラジャンによる証言とデリングの演説 プロローグでデリングが演説した内容は、一部ガンダムを批判するものに置き換わっているが、基本的には「ドローン戦争」についてであるということが15話でのラジャンの台詞で分かった 「命を奪った罰は、機械ではなく人によって科されなければならない」 「

        それは誰の「意志」なのか

          何がしたいんだ俺は、という言葉

          水星の魔女15話でグエルが発した「わからない、何がしたいんだ俺は」 この言葉には色んな意味が含まれていると思う 目覚めたグエル まずグエルが「目覚めた」ということ 今までは「ドミニコスのエースパイロットになりたい」と思いつつ、実際にはホルダーとなってミオリネも会社も全部手に入れる、と言っていた 個人の目標と父から言われた目標が重なっておらず、どちらかを取ればどちらかを得ることはできない。 不可能ではないだろう、ホルダーであり続ければミオリネとの結婚、そして会社を継ぐことや

          何がしたいんだ俺は、という言葉

          改めてダリルバルデAIについて考えてみる

          ダリルバルデの「意思決定拡張AI」については以前も考察した その後いろいろな情報や描写が増え、改めてあのAIが何なのか疑問に思えてきたので、再度考えてみたい AI技術に長けているはずのジェターク ディランザソルの説明書に、ジェターク社は「最新のAI技術研究も意欲的に行う」との一文がある これ、内容から本来はダリルバルデの説明書、ないしまだ未登場で、制御にAiが使われているかどうか不明な「ガンダムシュバルゼッテ」に記載されるべき内容だろう。ディランザソルの活躍に特にAI制

          改めてダリルバルデAIについて考えてみる

          パーメットとシートベルト

          14話で「外したわけでもないのに外れているシートベルト」が映された。これだけなら気付かない人もいただろうし、気付いても特に何も思わなかっただろうと思う ところがこの作品、コクピットシートから出ているケーブルとパイロットがつながっている、ということをちゃんと強調してくる 1話だけでなく、わざわざ思い出させるように13話でヌーノに「シートベルトしとけよ」という台詞まで言わせる。徹底的と言えるほど無駄を削ぎ、一つのカットに複数の意味まで重ねる演出を多用する中、このセリフがたった

          パーメットとシートベルト

          ベルメリアとノートレット

          ノートレット・デリング ツイッターの方でも軽く書いたが、ミオリネの母ノートレットがトマトの品種改良をして作り上げたのがミオリネの育てているトマトだと、トマトが重要なアイテムとして作中何度も出てくることより印象的になっている ただ「だから遺伝子操作ができる、その技術でエリクトのクローンとしてスレッタを作って」云々という考察がある いやー、さすがに植物の品種改良と人間のクローニングはジャンルが違うでしょ、とは思うものの、トマトの品種改良は趣味で、本業はクローンなど生物の遺伝子

          ベルメリアとノートレット

          クワイエットゼロの嘘

          14話で明かされたクワイエットゼロ計画の内容、そこに多分に嘘と思われるものが混ざっていたので、怪しいと思っている部分を指摘していこうと思う 当然ながら現時点でのことであり、15話が放送されれば崩れる部分もあると思う 「書き換える」の嘘 いきなりだが、これは「エアリアルでは不可能だった」に基づくので「クワイエットゼロでも不可能」かは不明 14話でソフィが抵抗して、紫のパーメットのあざになって絶命したが、あれを「データストームの押し付け」ではない、と前回書いた 押しつけでは

          クワイエットゼロの嘘

          紫色のパーメット

          水星の魔女14話最後の方で見せた「紫色に光るシェルユニット」出所不明だが、あれを「エリクトがデータストーム押し付けてソフィのスコアを無理やり上げた」せいだという意見を聞いた その後いろいろ調べるもソース不明ということで、とくに根拠がないのなら真逆な自分の意見を書こうと思う オーバーライドは乗っ取りではない 14話のプロスペラの会話から「あれはエアリアルのオーバーライドで、ソフィのスコアを無理やり上げたんだ」という発想らしいが、それができるなら、同じスコア6に上げた9話でな

          紫色のパーメット

          7体目のガンヴォルヴァ?

          14話で地中から飛び出してきたガンビット「ガンヴォルヴァ」の数は6体 うち2体をソフィが連れてエアリアルを追い、残る4体のうち1体はチュチュとの戦闘でビームライフルを捨て、バックパックを破損した 更にエラン5号が連結したビームライフルでもう1体のガンヴォルヴァを破壊、爆散する 残るは2体、そのうち1体がサリウスの乗る列車を襲うため向かう。この機体はビームライフルを持ち、バックパックを破損していないので、チュチュと交戦していたガンヴォルヴァではない この後「任務完了」と

          7体目のガンヴォルヴァ?

          量産型ルブリスと行方の続報

          13話でさりげなく挟まれた情報から、プロローグの量産型ルブリスについて新たに情報が出た、と思われる描写が 「出所はわかった?」「今はまだ何も、引き続き調べます」「ありがとうゴドイ」 たったこれだけのやり取り、何が何やら だが12話まででプロスペラが知る由もなく、彼女の調査能力の要であるゴドイをもってしても掴めない情報、そして今まで言ってこなかった「お礼」をプロスペラが改めて述べている これらの情報が紐づけられ、13話の中でその存在について語られたもの ガンダムルブリス

          量産型ルブリスと行方の続報

          パルネオ社は犠牲となったのだ

          記念すべき1話でいきなり犠牲となったパルネオ(ファルネオ)社、それを巡っての対応で三者の性格が描かれていた 性格の違う「三人の父、経営者」この時点だとデリングは軍人上がりなだけに苛烈でワンマン、助け舟を出したサリウスがまっとうで、にらみつけ不満を見せたのち、暗殺し出すヴィムもデリングとそう変わらなく見える 総裁の座は伊達じゃない 10話でミオリネの(株)ガンダム経営に真摯に向き合いアドバイスをするデリングを見て「可哀そうなパルネオ社」という印象が変わってくる 忙しい身だ

          パルネオ社は犠牲となったのだ

          父でありCEOであったヴィム・ジェターク

          13話でのラウダの様子を見て、改めて見返すとヴィム・ジェタークが父でありCEOとして、息子はじめ従業員たちを守ろうと頑張っていたことが見えてきた 俺だけの戦いと、兄さんだけの戦いじゃない ラウダも言っていたように、3話の再戦はグエルだけの戦いじゃなかったのだ、むしろそう考えていたのはグエルだけだったかもしれない 「これは社用だ」と言ったが、事実4話で決闘の負けから融資の打ち切りが持ち上がった。決闘は子どもの遊びじゃない、会社の威信をかけたプロモーションの場なのだ ミオリ

          父でありCEOであったヴィム・ジェターク

          ペイル社とグラスレー社

          この妄想なんだけど、決闘委員会のラウンジでセセリアらのケンカをいさめたりと、5号自身にも自分より年下の子の面倒を見たことがあるんじゃないか、といった慣れを感じる部分が13話にあった ノレアとわずかに言葉を交わしただけで「気が合いそうだな」と感じるのは、自分と似た思想を持っているからという、4号とスレッタの邂逅のような印象もありつつ、ラウンジの件含め「恋愛以外なら人の機微を察せる」のではないか?と思わせる 逆に言うと、小さい子らの面倒を適当ながら見てこなした経験があるから「同

          ペイル社とグラスレー社

          エアリアルの操作

          エアリアルの操作がいわゆる二人羽織のようなものではないか、とはかねてより言われてきた ここではそれがもう少し具体的に「操縦」と「レーダー・火器管制」に分かれた「戦闘機の複座式」なのではないか、という話 複座式は旧式 往年の漫画ファンだと「ファントム無頼」好きな方もおられるかと などと言って自分で読んだことはなく、解説動画などで漏れ聞く程度の薄い知識しかないけど、漫画が描かれた時点でこの複座式の戦闘機は旧式扱いだったと聞く コンピュータの発達により、自動化され負担が軽減し

          エアリアルの操作