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World Series!

TB vs. LAD

 3連勝後に3連敗するちょっといやな流れで最終第7戦を迎えながら、僅差でヒューストン・アストロズを振り切ったタンパベイ・レイズ。

 連敗スタートして一矢報いるも先に王手をかけられ、1勝3敗の窮地からアトランタ・ブレーブスに3連勝したロサンゼルス・ドジャース。

 両リーグともに第7戦までチャンピオンシップ・シリーズを戦ったのは、意外にも? 2004年以来16年ぶり。ともにレギュラーシーズンの勝率1位チームが勝ち上がったのは、2013年以来7年ぶり――

 ここまでと同様、中立地(テキサス州アーリントン)ながら…日本時間きょう21日、ワールドシリーズが始まった。

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 通常「ALDS」「NLCS」などシリーズごとに塗り替えられている芝のペイントも、今季は「POSTSEASON」だけだったが、「WORLD SERIES」になっていて、いい雰囲気だ。

個人的理想対決

 開幕すら危ぶまれるなど、何から何までイレギュラーな今季。ポストシーズンも熱戦つづきではあるのだけど、どこか冷めたような空気が残っているのも否定できず…あらためて、新型コロナウイルスが恨めしく感じるところだ。

 去年のように、できれば7試合(せめて6試合)、楽しめるのが理想と毎年期待しているのだけど、どうなるか。初戦はドジャース優位の展開になっているようだ。

 理想といえば――

 個人的に、いちばん見てみたいと毎年ひそかに願っているワールドシリーズの対戦カードは、ボストン・レッドソックスvs.シカゴ・カブス。「100歳」を超えるホームグラウンドでプレーするチーム同士の《クラシック・パーク》対決だ。

 近いところまで進んだことはもちろんあり…

 レッドソックスが優勝した2018年にはカブスもワイルドカードで、カブスが優勝した2016年にはレッドソックスも地区優勝し、ポストシーズンには進出したものの対戦まで至らず。

 印象深さでいえば2003年か。"バートマン事件"もあり、カブスはナ・リーグのチャンピオンシップ・シリーズでマーリンズに敗れ、レッドソックスはア・リーグのチャンピオンシップ・シリーズでヤンキースに、第7戦8回途中までリードしていたけれど追いつかれ延長サヨナラ負け――

 ポストシーズン、ワールドシリーズを迎えてワクワクする一方、今年も実現しなかったなという本音もココロの片隅にあるのが、正直なところだ…

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