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仕事力アップ!地方公務員が身につけたいこと:新聞は「平日夜にネット、休日に紙面」で読むのが良い

 地方公務員として、社会情勢を知っておくことは重要です。学校教育でも新聞が取り上げられることが多くなり、就職活動でも「日経新聞を読みなさい」とアドバイスされることがあります。地方公務員になってからも、政治情勢を知れば国の政策をいずれ地方が実行すると予測できますし、地方面の記事から身の回りで起きていることを把握することができます。紙の新聞は発行部数こそ減っているものの、ニュースを取り込むことは地方公務員として今なお重要です。

 かつて、新聞を読むことは仕事の一部でもありました。仕事時間に新聞を広げて読んでいたのですが、今はほとんど見かけなくなりました。紙媒体で読むことが激減しネットで間に合うので、わざわざデスクに広げる必要がなくなったのです。しかし、スマホのニュースアプリやパソコンのニュースサイトを見るのは、仕事っぽくないように見える、ということもあるのでしょうか、仕事の1つとしてニュースを読むという習慣も減っているように感じます。ニュースを読むことは大切ですが、1つの新聞に時間をかけて目を通す、ということは今や現実的ではありません。

 多くの方はスマホのニュースアプリを使っているのではないかと思います。私も、SmartNewsというアプリを使ってニュースを見ています。朝日・読売・毎日など、主要な新聞社のサイトと、国内・政治・経済など、主要な分野のサイトの両方を読んでいます。時間帯は、夜です。かつては、毎朝ポストに新聞が届けられていて出勤前に読む、という光景が多かったと思います。それが最新情報を知ることでもあるので、夜に新聞を読めばその分情報が遅いことになってしまいます。

 しかし、アプリのニュースは定期的に更新されるので、常に最新です。しかも、その日のニュースが夜に配信されていれば、朝刊よりも早いことになります。さらに言えば、朝は仕事のパフォーマンスが高まる貴重な時間帯です。ニュースを知るのに朝の時間を充てるのは、ちょっともったいない感じがします。なので、私は、スマホのニュースアプリを夕食後に、テレビをつけながら読むことにしています。

 また、アプリでは新聞社も複数設定しています同じ内容のニュースでも、新聞社によって取り上げ方や意見が異なるからです。多面的にニュースを捉えたい場合は、各紙の記事を読んでいます。そして、朝日新聞と日経新聞については、紙面をサイトで見渡しています。ニュースアプリでは表示される記事に偏りが出てしまうと聞いたので、それを少しでも防ぐために、この2紙だけは紙面にも目を通しています。ここまでの作業で、だいたい30分くらいでしょうか。毎日の習慣として実践しています。

 さらに、時々新聞紙も見ています。勤務先に新聞紙を読める場所があるので、少し時間に余裕があった時には、紙面を見ています。アプリやサイトと同じ記事でも、文字やスペースの大きさは紙面でしか分からないので、そのニュースが重要かどうかを視覚的に把握するには、紙面がベストです。また、広告欄も興味深いです。書籍の新刊案内や雑誌の広告、さらにはセミナーのPRなどから、読んでみたい本や行ってみたいセミナーに出会うこともあります。ただ、紙面を毎日見るのは現実的ではないので、週に1回程度といったところです。

 このような方法はすべての人に当てはまるものではないかもしれませんが、ちょうど良いバランスの1つではないでしょうか。そこで、新聞は「平日夜にネット、休日に紙面」という形で読むことを勧めたいと思います。


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