井上の十夜十冊 26冊目(終)

はい井上です

大原です

前回本を紹介してなかったので、即紹介します

お願いします

『僕たちはどう伝えるか』 中田敦彦 宝島社

パンさん読んでどうでしたか?

そんな事より大原!バカな真似はよせ!

え?

このままだと落ちて死ぬぞ!

えっ?

俺たちは今、超高層ビルの間に張られたロープの上にいる・・・

何ですかその設定?2年ぐらいやってきたんですけど、ずっとロープの上にいたんですか?

そうだ・・・

そうだって言われましても・・・

なぜ死のうとする大原?この世がイヤになったのか?

いや僕は生きていたいですよ!

じゃあなぜロープの上にいる?

だからそれ知らなかったんですって。助かる方法ないんですか?

ない・・・

じゃあ死ぬしかないじゃないですか

いや、ある・・・

どっちなんですか

俺か大原、どちらかが落ちれば、はずみで飛ばされて片方はビルの上に着地できる・・・

どれだけ弾力性のあるロープなんですか?

俺か大原、どちらかが死なないといけない・・・

じゃあパンさん落ちてくださいよ

イヤだ!俺は死にたくない!!

僕だって死にたくないですよ!

分かった。じゃあ俺が死ぬ

ありがとうございます

と見せかけてキーック!

あぶな!パンさん殺す気ですか?

チッ、うまくかわしたな

というかそれだけ動けたらビルのほう行けません?

確かに。二人とも助かるな!

まぁよかったですけど、パンさんが僕を殺そうとしたことは一生忘れません

パンさん!大原さん!助けに来ましたよー

森永!

森永?なんで手にナイフを持ってるの?

クッ・・・クックッ

ま、まさか・・・

二人とも地獄へ落ちな!

ブチッ!!

あーーーー

べちょっ

ガバッ

はぁ・・・はぁ・・・なんだ夢か・・・

そういえば今日は会社のプレゼンの日だったな・・・

井上の十夜十冊、おしまい

調べた語句

なし

ヒトコト

短い間でしたが、読んでくださった皆さんありがとうございました。

またお会いできれば幸いです。では!







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