情報紹介24「光村の学習者用デジタル教科書の新機能、「分かち書き」が神!!」
令和6年度からスタートする新しい教科書の情報が続々出る中で、
光村の学習者用デジタル教科書で、
嬉しすぎる機能を見つけたのでご紹介します!!
もともと、光村の学習者用デジタル教科書・教材は、
「えっ、この値段でこんなにたんまり使える機能があるけどいいの!(◎_◎;)」な世界で、
特に読むことや書くことに困難を持つ子ども達にとっては、
ありがたい機能が満載です。
この辺りはここからダウンロードできる「学習者用デジタル教科書活用術」に詳しく書いていますので、
よかったらご覧ください(⌒▽⌒)
もうね、ここまででも「ありがたい」の嵐なわけですが、
今回発表になった新機能「分かち書き」には、思わず
「まじか!!」と叫んでしまいました!
嬉しすぎて( ; ; )
分かち書きについては、光村のホームページでこんなふうに説明してあります。
「分かち書き」とは、語と語の間や、文節と文節との間を1字分空けて書くことをいいます。これは、低学年児童の読みの負担を少なくするため、学習上の配慮として生まれた表記法です。」
実際の画像が載っていましたので、こちらをみていただくとよりわかりやすいかと思います。
「読みの負担を少なくするため」と言うこの「分かち書き」は、
読むことに困難がある子たちにとって、本当にありがたいものです。
特に、言葉の塊を意識しにくい子達にとっては重要!
分かち書きになっていることで、言葉や文節を塊として捉えやすくなり、
それが意味理解にもつながります。
でもこの分かち書き、中学年以降の教科書にはなかったんですよ。
もちろん、漢字が増えることで、ひらがなばかりだった頃より
言葉の塊がわかりやすくなってきますし、
そもそも「読む力」がついて、
分かち書きじゃなくても、言葉の塊として読めて意味がとれる
ようになる子どもが多いのは確かです。
でも、読むことに困難を抱えている子ども達は、
そこが苦しいまま学年が上がってしまうことも少なくありません。
まして、文章の量が中学年からはものすごく増えます。
低学年までは、友達が読んでいるのを必死で聞いて、
「覚えて読んでいた」と言う子ども達も、
その方法が通用しなくなるのも、この時期なんです。
ではどうしていたか。
一番よくやっていたのは、スラッシュを入れることでした。
分かち書きの空白の代わりに線を入れて、
言葉や文節の塊が意識しやすいようにしていました。
でもね、これも万能ではないんです。
学年が上がると、文字がどんどん小さくなっていき、スラッシュが「邪魔」になってしまうケースもありましたし、
「誰かにスラッシュを入れ続けてもらう」ことが辛くなっていく子もいました。
もちろん、だからこそ「音の情報がある」学習者用デジタル教科書は
そもそも神教材なわけですが、
そこに、この度「分かち書き」での表示が選べる機能がついたんです!!
これはマジで嬉しすぎる!!!!!
最初のリンクから体験版が使えるので、
ぜひ試してみてください(⌒▽⌒)
ページ中ほどの
国語のところの「体験版はこちら」
をクリックすると、体験版が開きます。
分かち書き自体は、学習者用デジタル教科書でも
学習者用デジタル教科書教材でも、どちらでもいけました(⌒▽⌒)
お試し手順
・「ちいちゃんのかげおくり」のデジタル教科書をクリック
・下のバーの「本文」をクリック
・ 四角で囲まれたエリアの中をクリック
そうすると文字の大きさも調整できるリフロー画面が開きます。
・そこの「設定」から「分かち書き」を「オン」にする
これだけです!!
もちろん、「分かち書き」にした上で読み上げの機能も使えます!!
他にも表示の設定はかなり細かくできるので、
様々な理由で「読むことが苦手」な子ども達が、
自分の「読み方」に一番合う設定を探せるのもありがたい( ; ; )
最初のリンクの光村のページには、こんな言葉が書かれていました。
すべての子どもたちと学ぶことの喜びを分かち合うために。
光村図書の教科書は、進化し続けています。
ものすごく納得です(⌒▽⌒)
情報にアクセスできることが、どんなに大切で嬉しいことか、
たくさんの子ども達が教えてくれました。
光村の神機能、イチオシです!!
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