見出し画像

カクヨムWeb小説短編賞2021に落ちました。♡(いいね)を付けてくれていた人はコンテストに向けて相互評価を求めていたわけではないよね……?

☆☆☆ 
 『カクヨムWeb小説短編賞2021 中間選考結果発表』
 (https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_short_2021)
☆☆☆
 
 また落ちたのか……と憂鬱な気持ちになった。公務員試験といい、どれだけ落ちれば気が済むのか、と思う今日この頃である。

 精神的ショックはあるのか……と言われてある。無いわけがない。落ちたことばかり考えてしまうだろう。

 「エンタメ作品を求む!」と書いてあり、「目指せ漫画化デビュー!」とも書かれていて、『神さまはいる、と言ったら。』は無理だろうなとは思っていた。

 誰もフォローもしていなかったので、孤独にやるしかなかった。その結果、中間選考すら通らなかった。実は『神さまはいる、と言ったら。』は、近況ノートにも記したが『第56回 NHK障害福祉賞』に落選した作品を、ただリサイクルしただけである。どちらも通らなかったということは、統合失調症患者が感じる神秘的な体験を求めている健常者はほとんどいない、ということがわかった。

 『第56回 NHK障害福祉賞』に出品しながら、匿名で生きていきたいという矛盾した行動もあったわけだが。それを以て落としてくれたと考えるのは、甘すぎるか。多分私は、文章を書いてお金をもらうことは決してないのだろうと思われるし、今後もお金をもらうことはないのだろうと思われる。

 統合失調症うんぬん以前に、書くことしか鍛えてこなかったが、それすらも通用しなかったということになる。

 もし、カドカワドワンゴさんが『神さまはいる、と言ったら。』を読んでいたらコミカライズしてくれていただろうか。そんな、醜い思考が頭をよぎる。健常者というか、世間の皆様は、統合失調症患者の不幸などどうでもいいというのが、おそらく本音なんだと思う。

 どうやって生きていこうか。歳をとるにつれて、チャンスはどんどん狭くなっていく。書きたいことを書いている今は、完全に趣味だが、「いつかは……」と思っている自分がいることも嘘ではない。だが、「仕事にしたら、書きたいものが書けなくなる」という自分がいることも嘘ではない。また、仕事で正職員として働き始めたとして「時間的にも、社内秘的にも書き続けることができなくなる……」と思っている自分がいることも確かな事実だ。

 今、ふと、思いついた。もしかして、『統合失調症(本物)になると、起こること。』に毎回♡、いいねを押してくれていた人は、裏で「コンテストに出している作品に☆評価してくれよ」と相互を求めていたのかもしれない。だから、コンテストが終わると減っていった、ということになるのか。もしそうだとしたら、この世は残酷すぎる。

よろしければサポートをお願いします。