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五日間缶詰で異世界小説を書きましたが、労働のほうが作家活動よりも断然楽です。ただ、創作が貴いと勝手に思い込んでいる自分もまだ居ます。

──『神は主だ。神は主人だ。神は主人公だ。』──
☆☆☆

 2023年9月11日(月)。20時52分。

 こんにちは。井上和音です。

 9.11テロが起きた日ですね。学校では全く誰も話していませんでしたが、自分だけがアメリカはどうなっているのかなあとか唐突に話したら、そうだね。頭良いね。くらいの反応で終わってしまった黒歴史があります。

 何が黒歴史って特に何が起きたかも知らずに知っている振りをして、なんか偉ぶって話してしまっていることを自認していた点ですね。

 「こんにちは。年賀いやがらせです。ラグビー日本代表は勝ちましたね。いやー。はい。あまり詳しくありません。ラグビーはルールがころころ変わって付いていけません。付いていけるのは相撲くらいでしょうか。付いていくというか突いていくというほうが正しいのかもしれません。はっけよい残った。頑張れ佐多の海。頑張れ正代。

 異世界転生系の小説はどうでしたか。書けましたか。ほう。今のところ28,000字。書けてるじゃないですか。PV数は138。あー。人気がない。

 それではゲストをお呼びしましょう。『世界はそれでも終わらない』に出演中の荒巻火憐かれんさんにお越しいただきました。皆さん拍手でお迎えください」

 やめてね。そういうネタバレのクロスオーバーは駄目なんだって。多分だけど僕一人だけが楽しんでいて「あー。もう読むの止めよ」ってなるの目に見えているからね。

 読んでくださる人はいるのかな。感謝しかありません。

 平日は異性界小説は休みです。とうおこだけです。どうしようか。次の休みは水曜日なのだけれど続きは書けるだろうか。

 書こうと思えば書けた。というか書けていた。自分でも驚いた。どうでもいいと思えば案外書ける。ストーリー構成で順番通りに話が進んでいかなければ自分でも書けるらしい。相変わらず発達障害のアイデアや場面がぽんぽんと浮かんでくる状態は変わらない。アイデアが思い浮かぶたびにメモ帳に残しているが、たった五日間の夏休みで、今開いてみたら台詞や場面で10ページくらい埋まっていた。

 どういうことやねんこれは。まるで私に作家の才能があるみたいじゃないか。

 ところがどっこい人気が無いんですね。作家の才能はありませんでした。

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 ☆で区切ったのはなんとなくの、夏休み終了後の感想を書きたくなって区切った。

 五日間は、ほとんどを家で過ごして、異世界小説を書いたり寝たりしていた。精神的に苦しいような五日間を過ごしたけれども、「書けてよかったよかった」と自分なりに満足できる五日間ではありました。

 最初は10,000字を書ければ御の字とか言っていたけれども、28,000字書けたのは良かったと思いきや、ここまで来たら30,000字を突破しておいてほしかったと欲張っている自分もいました。たった五日間で30,000字を突破していたら、2023/10/31に締切りの100,000字にも現実味は帯びてきたんじゃないと自分に自分で勝手に期待するのはあったのかもしれない。

 ちなみに、発達障害……なのか。普通の人でもそれくらならあるのかは分かりませんが、勝手に思い浮かぶ場面や台詞は物語の順番通りに浮かんでくるものでは無くて。ぽんぽんと適当に浮かんできます。つまり、文字数にすると、30,000字目だったり、50,000字目だったりする場面が浮かんではいます。全部メモには取ってます。つまり思い浮かんだ場面や台詞を追いかけるようにして文章を綴っていけば自然と文字数は増えていくわけです。

 ただ、面白いところに向かうために面白くない文章を綴らなければいけないことがあるのもまた事実。ここが面白くない。あと人気が無いから書いたことへのリターンも何もない。ここが悪い、あそこが悪いと指摘を受けるのも嫌なのかもしれないけれど、何かしらの感想とか貰えればもっと書く気持ちは強くなっていくのかもしれない。

 あくまで、かも。

 何も無くても書き続けていそうな気はしないでもない。

 メモ帳に残しておいたのをただ書けばいいだけの話。ところがこの仕事は全然面白くない。

 そう。この話をしたかったから☆で区切ったのでした。

 五日間、作家っぽいことをやった後の月曜日がやって来ましたね。普通に仕事に行きました。多分、作業の運が良かったのかもしれませんが、特に仕事が終わってからの感想を一言。

 労働って楽だなと。こんなことして確実にお金が入るのかと驚きを隠せませんでした。給料日だったわけです。何も考えずに、何も生み出さずに、ただ作業をやり続けただけで問答無用で100,000円くらいのお金が入ってくるのです。夏休みの五日間で28,000字くらいキーボードを打った労働は、PV138の広告料くらいしかありません。0.001円くらいでしょうか。適当に書いていますが、ほぼ0円。何のために異世界の小説を書いてるねん馬鹿みたいやんと思ってしまうのが普通だし、それが常識のような気がしてきました。

 ただ、何となく。クリエイティビティに何かを新しく創るということは、ただ作業する労働よりもたっといと勝手に思い込んでいる自分はまだ居ます。まだ居ますとということで、昔の自分は誰がやっても変わらない労働よりも、自分にしか書けない、台詞や場面を文字に起こすことのほうが価値があるのではないかと勝手に思い込んでいました。大学時代の自分の思い込みはそれはすごかったです。今もこうして打ってる時点で思い込みはまだ多少はありますが、大学時代は今の比では無かったです。

 どうして誰も読まないのだろう。どうしてお金にならないのだろう。いつかは認められる日は来るのだろうか。大学卒業まで時間が無い。後一年で卒業論文を書きながら出版社に応募して作家としてデビューしないと今まで苦労が水の泡になる。

 発達障害でぽんぽんとアイデアが出る自分には自分にしかない特別な才能があるとも思っていました。これは実は本当に特別な才能なのかもしれませんが、まだまだ生かし切れていませんね。どうやったらお金になるんでしょうか。継続しかないとは思います。継続しないと発見すらされないし、発見される運すら最初から手放してしまうものだと思っています。思うように成りました。社会の厳しさというか、自分への無関心度というか。赤の他人様は自分の文章を読むほど暇な人は居ないんだよと痛感した20代を過ごしました。

 開かぬなら開くまで開けようホトトギス。みたいな。人海作戦ですかね。量を打っておけばいつかは開くでしょうみたいな甘い考えはあります。まだ開いていませんが。

 文字数が多くなってきたので最後にロアッソ熊本のコーナーで締めましょうか。特に今回はオチもない記事になってしまいました。タイトルを自分はなんとつけるかが鍵ですね。釣り記事にならない程度のタイトルを付けましょう。

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 今日のロアッソ熊本のコーナー。

 J2第34節。vs.藤枝MYFC。HOME。0-2。負け。●。J2第34節が終わってのロアッソ熊本の順位20位。

 13戦勝ち無し。降格圏ぎりぎり。怪我人続出。耐えるしかない時期に来ています。もう頑張ってくれ。頑張れ。そもそも熊本にJリーグチームが出来ること自体が夢のような出来事だったので、全力を見せてくれたらそれだけで満足できます。

 無条件で応援します。頑張れロアッソ熊本。実は私はサポーターズクラブの会員だったりします。遥か昔に取得しましたが。頑張れロアッソ熊本。
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