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本能的な自分を律する理性的な自分 No.1220

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2024年5月6日 「DayOne日記」No.1220
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

毎週、土曜日の日経新聞に
「リーダーの本棚」というコーナーが
あります。

そこには、毎週、
有名な方々(経営者、著名人など)が
影響を受けた座右の書を紹介されます。

今週は?先週は、
最近、私自身が投資でお世話になっている
ウェルスナビCEOの柴山和久さん。

そのインタビューの記事の中で、
柴山さんが「リスク」に対するお話が
あったのです。

少しご紹介します。

ーーーーーー

金融の本質は不確実性です。
不確実性というリスクがリターンを生む。

分かってはいても、人間の心は
30〜40年という長期の資産形成で不確実性に
付き合い続けるのを好まない。

つい、「これが確実」、「これなら安心」
という真理を欲して、
決めてくれる権威を求めがちです。

不確実性の下で資産を築いていく時に
確実を求める。これは危険です。

人間の代わりに
アルゴリズムに基づいて自動で
投資先を決める。

我々のロボットアドバイザーも
例外ではない。

ーーーーーーー

という言葉です。

やはり、
人間というのは不確実性に恐怖に感じ
排除したくなるもの。

そして、
できれば安全・安心でいたいし
それを求める。

これらは、
人間が本来持ち合わせている本能であり
また、人間の真理でもあると感じます。

でも、この資本主義社会の中で
本能だけでなく理性もこれまた必要なのです。

だからこそ、
絶対的な確実性はいえなくても
不確実性から確実性に進めていくための
努力や行動はしたいもの。

それらが、結果として
安心や安全に近づいていく第一歩になると
思うのです。

その不確実性に向き合うためにも
人は学び勉強するのです。

投資も知らないから始められない。
知らないから未知であり、不確実性なもの。

だから、知る努力から始める。

知っても不確実性は消えないが、
何も知らない時に比べて理解はできたうえで
投資することができるし、納得もできる。

でも、
どこまでいっても人間である以上
本能にはあがらえない。

だから、それを認知すること。
そこにこそ、真理があるような気もします。

自分が本能的に苦しい時、
それを認知できている自分がいるからこそ
本能から理性に戻せる気もします。

だから、
不透明性や不確実性を避けるのではなく
それに向き合う。

その時に、
不安に感じて本能的になっても
それを理解できる自分がいることが
大事になると感じる今日この頃です。

まさに、
自分を律してくれる自分。

そうやって、
メタに自分を見つめていきたいものです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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