あの夏の日々から、大切な贈り物が届きました。
夏が終わりを告げようとしている。
うだるような暑さは、そろそろ残暑と呼んでもいいだろうか。
真っ青な空に浮かぶ綿飴のような入道雲も、あと何回見られるだろうか。
蝉の鳴き声は、あと何日続くのだろうか。
夏は嫌いだ。でも、季節が移ろっていく頃はなぜか毎年ちょっぴりせつなくなってしまう。
また来年、きみと会える頃には「夏は嫌いだ」って言ってるんだろうけど。
きみが去ろうとしている今になって、別れを惜しむだなんておかしいのだろうけど。
夏の思い出
両親の実家が鹿児島県だから、「