マガジンのカバー画像

日々一切過ぎゆく

42
希望を抱いたり、絶望したり、はたまた気づけば終わる日もあったりしますが、そんな日々で感じたことを書いています。
運営しているクリエイター

#生きる

夢とか希望とか未来とかはどこかに消えて

161.3 尖っていない鉛筆で書かれている。その数字は書いたというより、木の表面をえぐったと表現したほうがいいように思える。立ったままの姿勢で柱に刻んだからだろうか、その数字はとても不恰好だ。普段はそんなところに、そんな姿勢で文字を書くことなんてないのだから無理もない。 たくさんの数字がこの柱には刻まれている。 158.8 152.2 149.1 161.3と似たような数字がいくつも刻まれている。柱の下の方に目をやると、上の方の文字と比べてほんの少しだけ薄くなっている

「生きること」が挑戦だなんて笑ってしまうけれど

突然だけど、懺悔させてほしい。 実はこれまでかなりのバトンを止めてきた。2002年日韓W杯のオリバー・カーンぐらには止めることに定評がある。「井上によるバトン停止に抗議する被害者の会」が僕の知らないところでできていそうで怖いぐらいだ。 「バトンなんて嫌だ!ママー!助けて!」とバトンを地面に叩きつけて、べそをかきながら逃走すればよかったんだろうけど、せっかくの機会だし、やってみようかなと思って今に至る。 ※バトンを回したアルマジロ武田さんは「バトン回していいですか?」って