稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか? 個人的まとめ

 税理士である亀田潤一郎さんが出会った順調に稼いでいる人から聞いた話をもとに、亀田さんが実践し効果をあげている方法をまとめてある本だ。
 その中からも特に、明日からやってみようと思ったものを個人的にまとめていく。
中身で気になったものは、ぜひ本を手に取って確認してほしい。

1. 財布のワンデイ・クリアリング
1日の終わりに必ず財布をチェックする。
 ○不要なものは捨てる。
 ○お札の枚数と向き、順番がずれていたら揃え直す。
 ○500円玉は、500円玉貯金専用の貯金箱へ、1円玉募金用のペットボトルなどに入れる。
※お金にあまり好かれていない人の財布は、例外なく太っている。

2. ポイントカードはお金のもれ口
お金の使い方を自分でコントロールするどころか、ポイントカードにコントロールされてしまう。
(例)「もうすぐポイントの期限が切れるからその前にポイントを使って買い物をしてしまおう。」
※カードの特典に目がくらんで必要のないものまで買ってしまう。お金が貯まる人はお金の使い方をコントロールする力がある。

3. 「安いから買う」のをやめて、「欲しいから買う」に

4. 節約したければ高いものを買う
安いものと高いものどちらを長く大事にし続けられるか、未来に目を向けて考えてみる。
※お金がない人の家の方が、ある人に比べて、部屋の中がもので溢れかえっている。

5. お札は上下の向きを揃える

6. おつりにギザ10が入っていないかチェックする

7. 会計の時は新札で支払う

8. 心の中で「いってらっしゃい」「おかえりなさい」を言う
無駄遣いかどうかを判断する目印になり同時にストッパーの役割も果たす。

9. 「消費」を「投資」に変える使い方を心がける
 消費…1万円のものを購入したらその場で即1万円の価値が手に入る使い方
 投資…払った金額に見合う価値のものがすぐに手に入るわけではないが、将来何かしら見返りがあるような使い方。
 浪費…使ったら使いっぱなしで、何も手に入らず、将来的な価値を生み出さないような使い方。
(例)食費
体・健康に良いものを買えば将来の健康につながるため「投資」になる。体を悪くするだけのものは「浪費」になる。

10. 財布からお金を取り出す前に一瞬立ち止まってこれは生光投資家浪費家と言う問いかけを自分自身に投げかけてみる。

11. お金は「入口」より「出口」に注意を払う

12. 銀行からお金を引き出すタイミングと金額をあらかじめ決めておく
お金がたっぷりあるときは感情の赴くままに散財してしまう。
※突発的な「出口」をあらかじめ想定しておく。

13. 何のためにお金を貯めるのか目的を明確に
お金は持っているだけでは意味がない、使ってこそ価値が出る。
(例)選択肢を増やすため
休日の過ごし方として、手元に100円しかない場合と1万円ある場合とでは選択肢の幅ががらりと変わる。


 この本は学生のときに出会っておきたかった。お金がなかった学生時代、この本とは逆のことをしていた。
 お金に左右されていた。欲しくないものでも、セールしていたら買っていた。お金の入口だけに注目して、出口には気をつかっていなかった。消費、投資、浪費を考えず、全てが投資だと思っていた。そもそも長財布を使っていなかった。

 本来、新たな習慣づけとするには、3つくらいがいいであろうが、今後習慣にしたいことが多すぎて13個になってしまった。
 これを機に、みんなもお金について一度考えてみてはいかがだろうか。

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