【院試得点開示】 東大理物/ 相関基礎

2024年度に私が受験した大学院: 東京大学大学院 理学系研究科 物理学専攻/ 同大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 相関基礎科学系の入学試験の得点を記します。


自己紹介

2024年1月現在、東北大学 理学部 生物学科に在籍しています。
大学入学時からずっと生物学科なのですが、3年のときに修士から物理系か情報系に転向しようと思い始めました。そして、3年の終わりから物理系の院試対策を開始して4年の夏に

  • 物理学専攻の生物物理サブコース

  • 相関基礎科学系の物性理論・統計物理グループ

に合格しました (前者の専攻に進学する予定です)。

さらに詳しいプロフィールや院試のことは受験体験記に記していますので、こちらもぜひご参照ください。

開示結果

理物

カッコ内は受験体験記にも載せている予想点数です。

外国語 74点
量子力学 68点
(7割)
統計力学 76点
(8割)
電磁気学 50点
(5割)
数学 58点
(7割)
得点率: 326/500=0.652

良いのか悪いのかイマイチわからないのですが、上位半分には入っているかなと思っています。

外国語はTOEFL ITPテストでしたので、この表記 (100-0点) と本来のスコア (677-310点) が線形に対応していると仮定すれば、TOEFL ITPテストの基準で581点になりますね。

全体的な感想:
論述をしっかり書いたつもりだったのですが、それほど部分点を貰えませんでした。それと、後半の配点がやや重いように感じます (全部で8問あったとして最後の2問で全体の得点の3-3.5割くらい?)。

相関基礎

点数や順位ではなく合格段階のみ知らされました。

一次試験 (筆記) も二次試験 (面接) も感触はかなり悪かったのですがどちらも最高評価でした。結果が予想外によかったのでこの紙を教務課で受け取ったときに歯茎を剥き出して笑うのを堪えられませんでした。

ちなみに、相関基礎の筆記では数学, 物理, 化学, 生物, 科学史分野から出題される15の大問から3つを選んで解答できます。
私は生物学科なのですが、漢の中の漢であるためもちろん物理一本で勝負しました。

全体的な感想:
問題がかなり難しかったので (おそらく未解決問題も含まれていたのでしょう) 、正答率自体は4割程度だと思います。それでも合格段階が良かったのは、論述をしっかり書いたことがプラスに働いたためかもしれません。

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