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NFT/AR Collection Playground - Harajuku.wtf

ここに文章を投稿するのは抵抗があるのだが、気が向いたので。
私もIT業界の端くれにいる者なので今年に入ってからWeb3.0について色々調べていた。
一言でいうとブロックチェーンを軸にした分散型ネットワークなのだが、現状現実にはほぼ全てのコンテンツが投資対象として扱われている結構グロい概念だ。
メタバースなんかも少し前のMeta(Facebook)の発表によって世間的には落胆されたと思う。そりゃ世界中をターゲットにしたら回線や端末を下限に合わせるしかないのでああなっても意外じゃない。
個人的な意見としてはヘッドセットつけてそれぞれにアバターあってっていう世界観には疑問だ。そんなに本格的にやらないでしょって思う。
世の中的にはAIが急速に流行してWeb3.0に割かれていたリソースが大きくAIに向けられて停滞している時期かと思う。
他にも自分の中で現状分析したり未来予測したりしてなんとなく理解をした(つもり)。

ここ最近に考えたことをもっと丁寧に書こうと思って始めたのだが、講釈垂れたいわけではないし、もっと本格的に研究されている先輩方の目に万一止まったりしたら恥ずかしいし、文字を打つのもめんどうになったので本題に入る。

NFTのプロジェクトを友人と2人で始めた。

NFTも開発当初の思惑からは外れて現状投資対象だ。日本では認知も非常に低い。アートの価値は昔から変わらず一部の富裕層が所有して大多数の人はそれを閲覧することが価値だ。なのにNFTによって急に"所有"という部分だけ与えられても困る。しかもデジタルデータの所有という非常に難しいギリギリな概念なので賢い人にうまく利用されるのも道理だと思う。

Web3.0のコアはブロックチェーンによるトランザクション履歴の保証なので、肉体としての人格は匿名のままネット上の人格の証明ができることがおそらく発明だと思っていて、それはやっぱり認証に活用される。
そのままコミュニティへの参加や特定のサイトへのログインに使用されてもつまらないと思った。従来型にサーバーでやればいいじゃん。

ちゃんと所有している人にわかりやすい価値を提供したいと考えて作った(作っている)のがharajuku.wtfだ。

所有しているNFTをARとして扱える。それを使ってアートを作るのは所有者だ。(一番大事なWalletとARの連携の実装が間に合ってないのだが、目途はたっている)
ARペットやARファッションの存在はもちろん知っている。けどそれはあまりにもゲーム的だったり商業的すぎるように見えて僕的にはあまり刺さってこない。
僕は人のクリエイティブをくすぐりたいと考えついた。
その人の感性でうまく使って披露してほしい。所有者同士で影響しあって面白くしてほしい。飽きたら手放してまた別の人が使ってほしい。そんな想いで作った。
今ならWallet連携が実装されたあとにクローズドになるARがすべて公開されているのでよかったら試してみてほしい。先に言っておくがもともと3D制作ができたわけではないので品質面はこれからなんとかする。

もちろんこれがそのままうまくいくとは思ってなくて、いや、心のどこかでワンチャン思ってしまってるのだがそんなに甘くないとも当然思っている。少しずつブラッシュアップしながら開発し続けて行こうかと思う。Collectionの数も全然足りないので毎週何体かのペースでコツコツ制作していくつもりだ。

日本での普及がめちゃくちゃ遅れているので海外向けに作ったが、おそらくNOTEが日本で一番NFTについてナレッジが進んでいるように感じたのでここに投稿しておく。

本件についての今後の情報発信はここではなくて、InstagramとTwitterで行っていくつもりです。それでは。


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