中嶌

うつ病療養中|ラテン語・古典ギリシア語学習中 Japōnicus sum. Cafae…

中嶌

うつ病療養中|ラテン語・古典ギリシア語学習中 Japōnicus sum. Cafaeum cum lacte pōtāre amō. Dē linguā Latīnā melancholiāque scrībō.

最近の記事

何もできない

ここ数週間悩まされていたそわそわする感覚から解放された。 医者曰くこれはアカシジア(静座不能症)という副作用だったそうで、原因と考えられる薬を減らして副作用止めの薬を飲んだことで一応の解決をみた。 自分の感覚としては以前アカシジアになったときより精神的な症状である気がしたため、また別の問題であると考えていた。 この症状は数週間のうちに昼夜を問わず何度か出現し、精神が駆り立てられ、心が強制的に浮足立ち、結果として何かをせずにはいられないような状態であった。このなんとも言えない

    • 現代フランス語に息づく古典ラテン語の薫り

      以前フランス語をほんの少しだけかじったことがある。 さらに同時期にドイツ語を学び直そうとし、また古典ギリシア語にも手を出していた。 欲張りにも程があるが、案の定このポリグロット計画はうつの悪化とともに立ち消えになった。 結局一通りやり通した外国語は英語を除けばラテン語のみとなる。 ドイツ語は短期間で文法をさらったため実は所々怪しいところがある。 どうやら筋金入りの飽き性である私は、なんとか自分の知的好奇心を刺激して学習を継続させる必要があるようだ。 そこで今回は、フランス

      • 古典ギリシア語に語源をもつ精神医学関連用語

        私自身がうつ病を患っているため精神医学関連の用語に触れる機会が多く、その中に古典ギリシア語源と思われるものがいくつかあったので調べてみた。 括弧内のギリシア語の読みは古代の発音であり、また発音記号ほど正確な音を表さない。 尚、私は精神医学や心理学の専門家ではないため厳密な定義には誤りがあるかもしれない。 症状に当てはまる部分があり、それが社会生活において支障となったり苦痛に感じていたりする方は一度専門家の判断を仰ぐことをお勧めする。 apathy(アパシー):無気力まず

        • ChatGPTとラテン語で会話してみた

          AIチャットボットChatGPTとラテン語で会話が成り立つのか試してみた。 以下私の送信したメッセージとChatGPTの返答(引用)だ。 羅文後の括弧内は質問、返答ともに拙訳である。 尚今回は便宜上長音記号の表記を省いた。 挨拶私:Salve. Latine tecum loqui volo.(こんにちは。ラテン語であなたと会話したいです。) まずは挨拶から。"Salve."は通じた。 ただしその先は少し怪しい。 "benevenutus"という語は手元の辞書にはなかった

        何もできない

          日常ツイートに使えるラテン語表現

          以前趣味でラテン語ツイートをしていたときによく使っていた表現や現代の会話に実用的と思われるものをまとめる。 参考にした辞書は研究社の「羅和辞典 改訂版」とHMHの「Cassell's Latin Dictionary」で、長音記号の表記は主に前者に倣った。 また適宜辞書サイトWiktionaryやWikipediaのラテン語版サイトVicipaediaからも語彙を補った。 現代の語彙に対応するため古典ラテン語から現代ラテン語までの単語や語法が混合している。あくまで道楽であ

          日常ツイートに使えるラテン語表現

          Dē annō novō cōgitō.

          Salvēte, omnēs! Commentāriolum scrībere incēpī. Diē prīmāPost merīdiem ex somnō experrectus sum. Diū cum amīcō tēlephōnicē collocūtus sum. Intereā terra mōvit et mē terruit. Prīmā vesperā ambulāvī et cafaeum cum lacte pōtāvī. Noctū hoc sc

          Dē annō novō cōgitō.