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石との対話

こんにちは!Ring Artistのinsulaです。
個展二日目の金曜日はいつも割とのんびりしていますので、ゆっくり石を選びたい方にはおすすめです。

さて、今回もたくさんの方がじっくり時間をかけて指環を選んでくださいました。
3〜4時間いらっしゃる方も一人や二人では有りません。笑

私は石を選ぶことに慣れているのでもうだいぶ早くはなりましたが、石の様子を感じたり、個性がわかってくるには少し時間がかかったりします。それが「石と対話する」ってことなのかな、と最近思っています。

まず個展に来てくださった方は、たくさんの石を目にします。そこからお気に入りの一つ(ないし二つとか三つ)の指環に辿り着くまでには時間がかか流ものだと思うのでどうぞ安心してご覧くださいね。

insulaの石は「生きているようですね」とよくおっしゃっていただけるほど、生き生きと個性を放っています。その中から自分と気が合いそうな石を見つけ出すのはやはり楽しい作業ですね。

時おり少しアドバイスをさせていただいたりしながら石選びをお手伝いしていますが、「選ぶ」というのはとても大切な作業だなと思います。自分が何を望んでいて、対象の指環に何を投影しているのかがよくわかるからです。

それは言語化できない感覚かもしれませんが、集めたジュエリーボックスには確かにその方の世界観が広がっています。それは私が作ったものだけど、もう持ち主の方のアート作品に近いと思います。

言葉には出さなくても、石をいろんな角度から見て、理解し、分析して、他と比べてみて検討する。そんな「石との対話」を楽しんでくださったら嬉しいです。

isnula

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