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もうキーボードになんてこだわるなんて言わないよ絶対 〜序章〜

いみなさん、キーボードこだわってますか? キーボードといっても鍵盤ではなく、PC入力のキーボードの方です。

いや、もう、なにが言いたいかっていうと、あれがいい、これがいい、玄人はこれだ、あれが疲れない、それが気持ちいい、ミニマムなやつがいい、光ってかっこいいなどなど、いろんな評価軸で「良いキーボード」を論じることは楽しいんですが、個人的になるべく客観的な指標だけでキーボードの入力スペックを把握したいのです。あれこれ目移りするのが面倒というのもあります。

例えば私の場合は、学生時代はHHKB Lite2( https://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/lineup/pdkb220b.html )、大学に赴任してから Apple magic keyboard, ここ2年はHHKB Type-S ( https://happyhackingkb.com/jp/products/hybrid_types/ )を利用してきています。もともと左手小指にControlキーがあることと、キー幅を狭めずになるべく小さなキーボードがよいと個人的に考えている為です。ちなみにHHKB→Magic Keyboard→HHKBと読めますが、実際のところHHKB Lite2とHHKB Type-Sは別物なので同じキーボードとは捉えていません。

実は最初からHHKB Lite2を利用していたので、別段不自由を感じてはいなかったのですが、コーディングでかなり物量を書く時期になると両手の親指先の爪が少し剥がれ気味になっていたくなる。ということがよくありました。タイピングが強すぎるというのもあるかもしれないんですが、Lite2は押下(おうか)したときのクッション感が弱いためではないかなって思っています。教員になってからは環境をMacに移行したということもあって、magic keyboardをずっと利用していました。magic keyboardは結構問題なく使えていたのですが、タイピング速度を上げるほどキー入力が反応しない(シザータイプやバタフライタイプはしっかり押下する必要があるので、入力が早くなると対応ができない?)ことが多くあり、すこし苛ついておりました。ちょうどそのころ(自作)キーボードブーム( https://ameblo.jp/rakutensale-12/entry-12612519919.html )がきました。指導学生の一人が尊師スタイルでコーディングしているのをみて、もういっかいHHKBに戻ってみるか〜。と思った次第です。

インタラクションデザインを生業としているのですが、PCキーボード評価って有名な論文ってなんなのかを知らなかったので、まずはキーボード入力の評価方法を調べるところからはじめて行きたいと思います。業界関係者の方が見てくれて適時鋭いツッコミを入れてくれると嬉しいなって思います。実は事前に少しサーベイ(関連研究をしらべる行為)してみたのですが、なんか思うような論文にあたらず、いわゆるトピック把握(該当分野でどういった話題が主流であるか)ができなかったのです。努力不足ですね。はい。別段ドンピシャな研究領域ではないのでそのまま素通りしようかと思ったんですが、この記事タイトルにあるようにどうしても新しいキーボードとかみちゃうと、きもちがふわふわしちゃいまして。

というわけで、この記事をスタートとして、まずは

1.  キーボード入力評価の有名所論文を抑える
2. 市販されているまたは自分が使っているキーボードをスコア化する(正確性、高速性、疲労度だけでみたい)
* ただしエルゴノミクスキーボードや分割型等の長方形でないキーボードはミニマルという観点からずれるので今回の検討候補からは除外します。

までやってみたいと思います。ここ数年これでモヤモヤしていたのでここで一発スッキリするためにもまずは記事にして所信表明をさせていただきました。もうすでにこの論文読めばいいよ!!っていうの知っている人がいたら教えてください!!

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