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小型専門店と量販店のターゲット設定

副業コンサルタント竹中です。

急に寒くなってまいりました。

私は趣味がスキーです。

それが因果で冬はスキーインストラクターの副業をしておりますが、この冬の雪予報は好調なようです。

昨季は寒いが降らずの傾向でした。

ドカっと降っては地面が出るまで晴れ間や雨で雪が解けるという悪循環。

昨今の西日本は暖冬というか雪が降りません。

クローズや倒産するスキー場はあとを絶ちません。

私が通うスキー場はまだ大丈夫ですが、あと10年は分かりません。

その関係もあり、私が通うプロショップの3年ぐらい前に閉店。

後継者不在、不採算、競技人口、いろんな理由が挙げられます。

ここでいうプロショップとは、いわゆる小型の専門店のこと。

大型量販店では取り扱わないメーカーや選手用などの用具、特別仕様のサービスなどを提供してくれます。

だいたいこういうショップは頑固おやじが店主で、私が通っていた店もそうでした。

スキーブーツは選べません。

店主が勧めるがままに買わされます。

まぁ、外れませんが、欲しいものが帰るようになるまで4年掛かりました。

少し高いが信頼できる。私がファン化されました。

これが小型専門店。

一方、大型量販店。

地域性による特色はありますが。

品ぞろえは豊富ですが、万人受けのカテゴリーです。

アフターは弱く、店員の専門知識は低いのが常。

売値は安く、小売店は潰れてしまいます。

利益率は量販店<専門店でしょうが、10%もの大差はないと思います。

取扱量でカバーするという構図です。

さて、趣味の世界で最もお金を消費してくれるのは

・ディープな人
・これから始める人
・プロ級の人

カテゴリーによりますが消費財であればあるほど、その傾向は強く表れます。

量販店のターゲットは万人受けなので、絞れていません。

専門店はお客様がファン化しやすい絞り込みが出来ています。

専門店はどんどんコアでマニアックな品揃えに走っていく事が生き残り策となっているようです。

日本オタク文化の横展開ですね。

量販店にはできないですよね。

それだけの種類の専門知識を持つ店員を揃えることがね。

マーケティングの一側面ですね。


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