JBCF掛川ロードレース

3月25日
僕にとってのJBCFでの今年初レース。
今期はエリートカテゴリーのレースとなる。
地元静岡という事もあり、レース当日に自分の車でレース会場に向かった。
レース会場日つくと既に多くの参加者が来ていて既に準備をしている。
そういう光景を見て僕もなんとなくソワソワしたが、駐車場で自分がヘッドコーチを務める聾者の自転車チームの方達を見つけ、少し安心した気持ちになった。
知ってる人がいると安心する。
レースは13時30分だったが、僕は10時くらいについて、ゆっくり準備を始めた。
準備をしていると僕のファンの人達も応援に来てくれていて非常に嬉しかった。
こうしてトップカテゴリーでない自分でもこうして遠路はるばる来てくれる人がいるということにスタート前から胸にグッとくるものがあった。
当日の天候は予報通りの雨、防寒具はしっかり装備してスタート位置に向かった。
スタートは後ろからだったが、ニュートラル走行中に集団の先頭に位置することができたので今日はなんかいい予感がするぜと思いながら正式スタートが切られるまで待っていた。スタートしてから1、2周はしっかり前方に位置して走ることができていて、むしろ前過ぎたのが問題な気もしたがその分落車の危険性は低くできるのでその位置で走っていた。
今日はいいんじゃないの〜?なんて思っていたのだが、悲劇が・・・
2周目か3周目の頃、スピードが乗るアップダウン区間でサドルがズレてしまい、僕のサドルはまるで餌を食べる鶴の如く下を向いてしまいまともに乗れなくなってしまい集団最後方まで下がってしまった。
その内メイン集団からもはなされ、非常に情けない気分になっていたが、なんとか無理やりサドルを乗れる位置に戻し再びペダルを漕ぎ始めたが、既にメイン集団はかなり先に・・・
バラバラとちぎれている選手を追いかけて走っているとその内6人ぐらいの集団ができ、みんなで前を追うが、全然追いつかない。
それを何周か繰り返していたが、メイン集団で大きな落車があったようで集団はストップしていているところに僕らの集団はそこに追いついた。
不思議な形でメインん集団に追いついてしまったので、これは一度タイム差ごとに集団を分けるべきのような気がしてコミッセール、また他の選手にも意見を聞いたが、結局はニュートラルによる仕切りはなく、そのままレースは続行された。
僕は本来自分のいることのなかったメイン集団で再度レース展開に加わることに違和感を感じてレースを降りてしまった。
考え方はそれぞれあるのでどれが正解というのはないだろう。
しかし、今考えるとレースは公式に続けられていたし、応援に駆けつけてくれてくれえいた人達のためにも最後まで走るべきだったと後悔している。
初めてのことが多く冷静でない部分も多々あったレースだった。
次回はメカトラのことも含め、もう少し入念に、そして冷静な判断を心がけたいと思う。


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