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ヘッドセンターにある愛の本店!

エナジーワークの瞑想法はヘッドセンターに意識を保つ。瞑想を続けると俯瞰性、客観性、理性が働いてくる。よしよし賢くなれるな…と思う日もあるが、「あれ?私このまま冷たい人間になるのか?」と少し不安になる時もある。ハートセンターの反応である恋愛感情、涙もろさ、共感の喜び…の場面が少しづつ減ってくるからだ。「あれ?あれ?いいのか?心が震えないぞ。涙が出なくなったぞ…」と変化に戸惑うのだ。

脳に座す魂は人間を自我意識と自己指向性を持つ知的な理性的実在にする。ハートに座す魂は、生命原理、陽エネルギーの中心核である。死とは心臓(ハート)と頭(ヘッド)からこの二つのエネルギーの流れが文字通り引き上げられることである。
アリスベイリー「ホワイトマジック」より

そうか、心臓(ハート)がなくては、生きてはいけないな。でもなぜ多くの瞑想法がヘッドセンター、または松果体に意識を集中させるのだろう。愛は世界を救うのに、なんで理性的実在に意識を保たせるのか。

ハートで考えることができるのは、メンタル的な機能が十分に発達し、かなり高度な開花状態に達したときである。ハートで感じることと、ハートで考えることは混同されることが多い。ハートで考える能力は、ヘッドセンター(千枚の花弁を持つ蓮華)の中心にあるハートセンター(十二枚の花弁)が真に活動する段階に達した兆候である。それはおぼろげなモナド(神)の特性の表れともいえる。
アリスベイリー「秘教治療」より

え?ヘッドセンターにもハートセンターがあるとは!「ハートセンターの出張所」かな?いや出張所ではなく、むしろヘッドセンター内のハートセンターのほうが「小さいけど本店」に思えてくる。

このハートセンターの小さな本店を信じながら、ヘッドセンターに在り続けることに慣れていく。そこに居続けられたら、自然にハートセンターの小さな本店(12枚の美しい花弁)は開店(開花)するのだろう。新装開店のコツがあるとしたら、自分だけの居心地のよい空間(磁場ともいう)にすることだという。好みの色、場所、音楽で満たす…など、自分だけの小さな磁場。この磁場が自分への愛で満たされているなら、理性的で冷たい人にはならずに、愛から考えることができる人になるのだ。

瞑想に励んでいるうちに、いつしか客観性は識別力となり、理性と情熱は統合して慈愛の奉仕ができるようになる。しかもヘッドセンターに居続けることで、自律性は失わない。ハートセンターだけで関わる共依存的な関係性にはならない。

あたまのなかにもハートはある。それを知っているだけでも瞑想が変わってくるだろう。

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