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INTJの宅浪生活

こんばんは。noteの利用にはまだ不慣れでマクロほどの不安のあるINTJの医学生です。

前回の記事では自動運転の未来について予測したものの、YouTubeにて堀江貴文氏に同じ予測をされていて自分の発想力に落胆しました。
別にパクリとかではないのですがね、、( ͡° ͜ʖ ͡°)



さて、私は昔から未来予測の類いが非常に得意です。アカデミー賞の受賞からラグビーの勝ち負けに至るまで未来予測を外したことはありません。

今回はそんな未来予測とは少し趣旨が変わりますが、医学生である私の受験時代についてお話ししましょう。

私は一浪ののち、医学部に入りました。
一度目の大学受験には失敗してしまったのです。
そしてやるせなくも東京理科大学の落ちこぼれ学部こと理工学部の数学科に入学しました。現在の創域理工学部ですね。

数学は昔から嫌いではなかったので、最初はこの大学で頑張ろうと思ったのですが、1ヶ月ほどしてぷつんと糸が切れ、学校に行けなくなりました。

何か家でできることをやろうと思い、思い立ったのが大学受験です。
そうして私の誰にも言えない宅浪生活が始まりました。

課題1  金

みなさん、ここで一つ疑問に思ったことでしょう。宅浪を家族にバレずにするとはどういうことなのか?
実は私の実家は大学とは少し離れたところにあったので当時一人暮らしをしていたのです。家族の目から物理的に距離を取り、私はこのミッションを遂行するにあたって十分な準備ができました。
しかし、一人暮らしで宅浪するにあたってある課題がまだ残っていました。そう金。浪人にはお金がかかる。模試の受験料や参考書代、共通テストの受験料から二次試験の受験料まで。
これらの総額は最低でもおよそ30万ほどにもなります。このために私はアルバイトを始めました。週二回、5時-11時。これでも月6万ほどの収入でした。

課題2 未習範囲

さて、生活基盤も整ったところでやっと勉強に取り掛かることができるようになりましたね。
勉強をするにあたって最初のミッションは物理、化学、数字の未習範囲の習得でした。
私の学校サボり癖は実は学生時代から始まっており、高校も高3の秋口頃から一度も行っていないという有様だったのです。そのため、私は現役時代の北大オープンで数学の数III範囲は全くの白紙、物理と化学に至ってはそれぞれ偏差値が37と25という悲惨な有様でした。
そのために使ったのがこちらの参考書です。

1.センサー物理
センサー物理は高校で配られる基本的な参考書です。公式とその使い方の基本的な例をいくつかの章に分けて載せており、初学者の自習にとっては最もオススメとも言えます。
私も場合は、物理の教科書の公式を一つ導出するごとにその公式の応用問題を解くという形でやっていました。

2.セミナー化学基礎+化学
これも高校で配られる基本的な参考書です。センサー物理と同様、化学的現象とそれにまつわる問題を章に分けて載せていますが、セミナー化学の特徴的な点は応用問題が豊富な部分です。学校の基本的な参考書というと簡単だから適当でいいやと思うかもしれませんが、こういった基本的な参考書でも大学の2次試験レベルの難しい問題が紛れ込んでいることは多々あります。しかし、それは今まで習ったことの延長でできるという意味でもある。みなさんもこういった重要問題を見逃さないようにしましょう。

3.青チャート数III
私の最大のネックは数Ⅲでした。
高校3年生の時、数学IIIの授業はいつも午後にあり昼休みの間に担任の数学教師の目を掻い潜って帰宅するということを毎日のようにやっていた私にとってはもはや数Ⅲはないもの同然でした。
そんな時に使ったのがこれ、青チャートです。
多くの受験生にとって鉄板とも言える青チャートですが気をつける点が一つあります。
それはズバリ量が多いという点。青チャートは500ページほどにもなる分厚い参考書です。これを一周するのには割合に根気が入ります。
しかし、分厚い参考書を根気だけで終わらせるなんていうことはかの受験界の神、河野玄斗であっても無理でしょう。
そこで必要なのがクリティカルパスです。
みなさん、クリティカルパスを知っていますか?クリティカルパスとはつまり計画表のことです。
4/1から4/7の一週間で複素数を終わらせ、次の1週間で微分を終わらせると言ったように計画を立てることで、その計画通り勉強すれば必ずチャートが終わるという状況を作り上げたのです。
これは、何の仕事にしても共通して使えるテクニックです。みなさんもぜひ試してみてください。

4.参考書は三周する
いくら参考書をやっても終わらなかったり、間違えた問題をそのままにしていては元も子もありません。
そのためにやることは周回です。
もう一度参考書を最初から見返して、できなかった問題を解き直す。それこそが参考書をやるにあたって最も重要なことでしょう。

そんなこんなで私は7月の終わり頃に無事、未習分野の習得に成功しました。
少し長くなるので、続編はまた次回にしましょう。続編もぜひ読んでみてくださいねΣ('◉⌓◉’)


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