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#私を構成する9枚


ブツカツ、どうも、こンにちは。オタクです。「私を構成する9枚」について語りたいと思いますッ。

1.Nowhere/RIDE


 言わずと知れたシューゲイザーの名盤ですねッ。オタクのLINEのプロフィール・ミュージックは「Vapour Trail」でずッと固定されていまス。世界一美しいコード進行に、世界一美しいメロディ、世界一美しい歌詞。どれを取ッても、一番好きな曲ですッ。出会ッたのは高校の時で、まだ謎の意地を張ッてサブ・スクを使ッていなかッた時でス。マイ・ブラも音が面白くッて好きですけど、どちらかというと歌心のあるRIDE派でス。この後の2ndも、初期のEPも、2ndのさらに後のサイケな3rdもオタクは好きですッ。再結成後も、スロウ・ダイヴとまではいきませンが、良い曲をちょこちょこ出しているンですよねッ。しかし、先日リリースされた新譜と、解散間際のタランチュラは正直、微妙だと思いまス。「全然良くないッ」と吐き棄てるほどでもありませンがねッ。単独公演してくれッ。オタクにフジは難しい。

2.アザレアの心臓/トーマ


 知ッている人は知ッているかもしれませンが、ボカロックの名盤でス。オタクは昔からキモいオタクだッたので初音ミクさンやGUMIさン、鏡音リン・レンさンなどのお声をよく聴いていたンですが、トーマのダークで胡散臭い世界観はかなり好きですッ。何曲か本人が歌ッている曲があるンですが、普通に細くて良い声だと思いまス。「心臓」は本当に名曲で、今聴いても泣きそうになッてしまうオタクですッ。ちなみにですが、こちらのアルバムはSpotifyには有りませン。ボカロの音源は流行りの時期がサブ・スク直前だッたこともあッて、そういうパターンが多いンですねッ。また、彼は現在Gyosonという別名義で活動しているンですが、正直、応援はするけども、聴く気はしないンですね。なンかトラップ調だッたし。

トーマ『アザレアの心臓』アルバムジャケット。

3.20210829/betcover!!


 現状、国内シーンで最もオタクが支持しているバンド、ベット・カバーのライブ作ですッ。オタクが彼らのコピ・バンでドラムを叩いている姿は有名ですねッ。実はオタク、世のおたくに愛されてやまない『時間』のリリース時はそこまでこのバンドについていけてなかッたンですが、このライブ盤の激しい音響処理を聴いて一撃、ノック・アウトでしたねッ。軽音サークルのオトモダチが「ワタシは「幽霊2」の方が好きッ」と主張してやまなかッたンですが、オタクは普通に1の方が好きでス。まァ、2も良いンですけどネッ。ドラムがカー・シーフ・スクールの高砂さンに代わッてからまだ彼らのライブを観ていないンで、そろそろ観に行きたいですねッ。

4.NUM-HEAVYMETALLIC/NUMBER GIRL 

 世のおたくに愛されてやまない、ナンバー・ガールの最終作となッたアルバムですねッ。中学生のオタクはメロディ・ラインのハッキリある音楽と音楽ゲームの曲しか知らないキモいオタクだッたので、「透明少女」を聴いてもあまりピンとこなかッたンでス。しかし、このアルバムは凄かッた。USの巨匠プロデューサーであるデイヴ・フリッドマンが手掛ける脳天突き刺すド迫力のドラムの音と、鋭くとンがったギターの音を聴いて一撃、ノック・アウトでしたねッ。その後、聴き方を心得てからは「透明少女」も普通に好きになりましたッ。ナンバー・ガールのアルバムはサブ・スクに無いインディーズの1stアルバム(過小評価されてるンじゃないかとオタクは思うンです。サブ・スク解禁してくれッ。)を除いて2014年にフリッドマンの手によるRemasterが入ッていて、基本的にそちらの方が音が良いンですが、このアルバムに関しては原盤至上主義なオタクでス。

5.KID A/RADIOHEAD 


 世のおたくたちが愛してやまないRADIOHEADの実験作ですねッ。まさにアルバム・ジャケットに聳え立つ氷山のような冷たい電子音が心地良く、悲しい気分の時に聴くと癒されまス。いろンな所から何度も帰ッてくる、実家のようなアルバムですッ。一応、オタクのオール・タイム・ベストでス。少し小ッ恥ずかしい気もするンですが、正直なところですッ。

6.Every Country's Sun/MOGWAI


 PASSOがソニ・マニに赴いた際のエピソードでお馴染みの、MOGWAIの比較的近作(2017年)でス。MOGWAIはナンバー・ガールに一撃を食らッたオタクが、デイヴ・フリッドマン関連作を漁ッていた時に出会いましたッ。フリッドマンのプロデュースでかつて一躍ブレイクしたMOGWAIが、満を辞して再タッグを組ンだ形ですねッ。最新作の『As The Love Continues』も最高なンですが、コロナの影響でリモート・レコーディングを強いられているンで、ちょッと音が弱いンですよね。ちなみにですが、厳密に言うとオタクのお気に入りは「国内盤」でス。オタクは基本的にボーナス・トラック反対派なンですが、このアルバムのボーナス・トラックである「Fight for Work」は素晴らしいカタルシスをアルバムに付け加えているとオタクは思うンですッ。ちなみにですが、オタクは2022年のFUJIROCKでMOGWAIのライブを最前列で観ましたッ。「来るぞッ」と囁くキモいオタクが居なくて良かったでス。

7.空洞です/ゆらゆら帝国 


世のおたくに愛されてやまない「ゆらゆら」の、世のおたくに愛されてやまないラスト・アルバム。オタクは邦楽最高峰の名盤は「風街」ではなくこちらだと思うンですッ。あれだけすンごいライブを出来るのに、敢えてとりとめのない演奏に留めるというのも、最高にロック・ン・ロールを感じまス。オタクは基本、歌詞は読まない派なンですが、坂本慎太郎さンの霞を食ッたような歌詞には思わずノック・アウトですッ。オタクの存命時に解散していなかッたという意味で、ライブを観れていないことを悔やンでいるバンドですねッ。まァ、解散当時オタクは6歳なので、聴覚を損傷するぐらいしかなかッたとは思いまスが。ちなみにですが、世のおたくに愛されてやまない彼らの解散理由は、普通に建前で、案外辛くて辞めたンじゃ無いかと、先日のBUBKA掲載の吉田豪インタビューを読んだオタクは思いましたッ。新曲やらなくてもいいンで、再結成してくれッ。


8.Under My Skin/Avril Lavigne

 少し恥ずかしいンですが、オタクの原点はアヴリル・ラヴィーンなンですねッ。幼稚園児のオタクは「Sk8er Boi」のミュージック・ヴィデオで、悪ガキたちとNYを飛び回り、最後にはPOLICEに包囲されるアヴリルを見て、それはそれは親に迷惑をかける子供になりましたッ。このアルバムは「Sk8er Boi」の入ッている『Let Go』より一枚あとの、皆さンご存じの「Girlfriend」でポップ・パンクの女王になる一枚前のアルバムでス。オタクはこのアルバムに入ッている暗い曲が大好きで、よくカー・ステレオで流しては親から「どうして、こんな暗い曲をかけるのッ」とよく叱られたもンでス。

9.Live in San Francisco '16/King Gizzard and The Lizard Wizard

 世のおたくに愛されてやまない、キン・ギザのライブ作ですねッ。オタクは高校2年の頃に自分がサイケ・ロックが好きなことに気づきまして、FUJIROCKのField of HEAVENやWHITE STAGEに出演しているバンドを聴き漁ッていた時にキン・ギザに出会いましたッ。音楽的冒険が大好きな彼らのアルバムは全く良くないこともあるンですが、当たる時はしっかり当ててくるし、気にならない程度にリリースが多いンで、オタクは好きでス。来日して、メタル・アルバムの曲を演ッてくれッ。エレクトロ・アルバムの曲は演らないでくれッ。


終わりですッ。パソ構文疲れるわ…。

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