見出し画像

文章を「書かずに書ける」神ツールを見つけたので紹介します

「もっと楽して文章が書けたらいいのに…」
文章を書く人が、一度は願うことだと思います。

そんな人のために、今日は革命的なツールを紹介します。しかも無料ツール。それは「アウトライナー」です。

・書かずに書ける神ツール「アウトライナー」


「アウトライナーは神ツール」これが、アウトライナーを3日使った私の感想です。

「アウトライナーって、ただのアウトライン作成ツールでしょ?そんなのメモ帳でもWordでもできるよ?」

そう思ってる人こそ、アウトライナーを使うべきです。間違いなくブチ上がります。

もしかすると、アウトライナーを使ったことがあるかどうかで、その人の文章レベルや意識の高さすら分かるかもしれない。それくらい革命的なツールが、アウトライナーです。

・なぜアウトライナーは、神ツールなのか?


それを明らかにした本があります。『アウトライン・プロセッシング入門 』です。

以下、とくにアウトライナーのすごさを解説している箇所をまとめます。

・生きたアウトラインを作れる

アウトラインは先に作らない、書きながら作っていく。これを著者は「生きたアウトライン」と呼びます。

一般的に知られているアウトラインは、一度決めたら変えずに、あとは文章に落としこむという、一方通行のトップダウン方式です。

これのデメリットは、筆がノって新しい文章が生まれても、アウトラインを決めてしまってるので入れることができないこと。つまらない、予定調和の文章しかできないことです。

・アウトラインをシェイクする

しかし、アウトライナーを使うと、考えてから書く=トップダウン方式だけではなく、書きながら考える=ボトムアップ方式と交互にできます。筆者はこれをアウトラインの「シェイク」と表現します。

これは、項目の順番をいつでも自由に動かせる、アウトライナーならではのメリットです。Wordやメモ帳でも動かせますが、アウトライナーのようにスムーズにはいきません。

だから、アウトライナーでおこなう文章作成が、予定調和の穴埋めになりません。筆がノって生まれた文章を活かせるので、生産的かつ楽しく文章が書けます。

・書かずに書くための使い方


ここからは、実際に私がアウトライナーを使うときの流れを紹介します。

ちなみに、私が使っているアウトライナーは「WorkFlowy」のスマホ版です。千葉雅也さんや読書猿さんの影響で使い出しました。

まず、メモ書きをアウトライナーに溜めます。机に座ってやるぞ!とするんじゃなくて、かならず生活のスキマでやって下さい。なぜなら、アイデアはリラックスしてるときや、他のことに注意が向いてるときこそ、出やすくなります。これこそが、書かずに書くためのポイントその1です。

スマホ画面で見渡せないくらいの分量が溜まったら、Dynalistという別のアウトライナーに移します。記事にするときは、Dynalist経由でiOSメモに移動です。

※メインでアイデア出しする用のアウトライナーにWorkFlowy、サブで保管用かつ形式変換用のアウトライナーにDynalistを使っています。両方ともスマホ版があります。

iOSメモかDynalistに移動したら、文章を整理します。整理してるうちに、勝手に完成に近づいていきます。昔に書いたものと繋がりが出たら、それを文章に加えたりもします。そのときは、必要に応じて、WorkFlowyに戻します。またアウトラインの順番をいじるためです。

上記を繰り返すうちに、勝手に文章が完成します。

机に向かってガリガリやっていたときの記憶は、もう私にはありません。「文章は書くのではなく、畑に蒔いて耕すもの」そんな名言すら、今の私からは飛び出します。

すみません、調子に乗りました。すべてアウトライナー様のおかげです。

このやり方で、1日2本書くのも楽勝になりました。アウトライナーを使ってないときは、ブログ記事1本書くだけで、へとへとでした。

これで今日の文章は終わりです。いいねしてくれたら、また同じようなやつを書きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?