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【自己紹介】美容師たちよ、自分がファッション業界にいること、そしてビジュアルプロデューサーであることを自覚せよ

偉そうなタイトルですいません💦 初めまして。イヌイと申します。約15年、美容師向け専門の出版社に勤務しておりました。5年編集長を務め、現在はフリーランスでディレクターをしています。美容業界からいったん離れたものの、なにか役に立ちたいという想いからnoteを始めました。

美容師がデザインしているもの

ある人が言っていました。「地球上で生きているものをデザインしているのは庭師と美容師だけだ」と。植物は人間の都合によって整えられただけ。でも美容師は、通ってくださるお客様をカウンセリングし、環境や心情の変化を踏まえヘアスタイルをデザインする。それがお客様の自信の基となり、背中を押してくれる。美容室の帰りに告白して結婚に至った…  自分らしい黒髪で面接に合格… そう、美容師は人の人生を変えることができるのです。だから私は美容師という仕事を選んだ美容師さんたちを心から尊敬しています。

似合わせってなに?

そんな尊敬する美容師さんたちに伝えたいことがあります。多様性が叫ばれる昨今、もう美容師の仕事は小顔や骨格矯正だけではないんじゃないか?ということ。今、クリエイション活動(作品撮影) をしている美容師さんの多くが熱い視線を送っているのはソバカス だらけだったりスキ歯のモデルたち。ヘアで「個性を魅力に変えること」こそが似合わせなのではないでしょうか。

ビジュアルをプロデュースするプロであれ

お客様の性格、仕事や学校の状況、恋愛事情を鑑みてスタイルの方向性を決める。その後です。プロフェッショナルとしての力を発揮すべきは!少し角ばったエラを隠すのではなく、魅力的に魅せるアウトラインとは??? お客様のビジュアルを自由にプロデュースできる唯一の仕事が美容師なのです。洋服は選んで着るだけ。ヘアはファッションの最上級なのだということを再認識してください!

作品撮影のススメ

メーカー、ディーラー、学校、団体、すべてがヘアフォトのコンテストを行っています。それは女性像プロデュースの勉強になるからです。このブログでは、クリエイションの始め方や問題解決、コンテストの攻略法、作品撮影チェックリストなどを公開していきます。どうぞよろしくお願いします!


<自己紹介> 美容師向け専門出版社に約15年勤務。ビジュアル月刊紙「SnipStyle」の編集長を5年務めました。大規模なコンテストのほぼ全てに審査員として参加。関わったヘアフォトはのべ80,000点超。ディレクションを行った表紙、巻頭、作品掲載企画が多数コンテスト入賞や受賞。作品撮影啓蒙を通じて美容師のさらなる価値向上を目指しています。

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