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2ヶ月でみえてきたものと近い将来

学童に勤めて2ヶ月が過ぎた。当初めちゃくちゃ不安だった子どもの名前と顔は3週間ほどで覚えられた。今は保護者の顔を覚え中。子ども達全員とあいさつも交わして、何度かお迎え行った子は段々自分から話してくれたり。人懐っこい子は初日から話しかけてくれた。

子どもが笑顔になる道を作る。という山に登ろうと決め、学童に勤めはじめた。

最初は相手が子どもでもやっぱり怖かった。人が怖いのはいくつになっても変わらず、無表情やとネガティブになった。

この職場に限ったことではないが、HSPゆえ表情と空気を読みすぎて毎日気を張って気を使っている。こればっかりはどうにもできないから、うまく付き合っていきたい。

子ども達は本当に正直で、学童のことを書くときは必ず頭によぎる子どもが数人いる。特別扱いはしていないが、特別見てはいる。

支援がいる特性があるわけではないが、いろんな事情でフォローが必要な子はたくさんいる。ふとした瞬間に真顔になったりすると気になる。

お母さんが笑顔やと子どもは嬉しい。子どもが笑顔やと周りは癒される。わたしは人の笑顔が大好きだ。子どもには笑顔で過ごしてもらいたい。辛いことや悩んでいることがあって、生きづらいと思ったら吐き出してほしい。その時「ちはるさんになら話してもいいかな」と思ってもらいたい。そんな人になりたい。そんな場所を提供したい。

学童には、今子ども達はどんなことが楽しくてどんな悩みがあるのかを直接見て話したくて入った。

正直どんな悩みがあるのか聞いたことはない。入ってまだ2ヶ月の人には言わないのか、そもそも言う場ではないのか。これからも聞けるのかわからない。ただ、いつでも聞く準備はしている。

不登校の子どもは年々増えている。「学校に行きたくない」と言える子はまだ良い。自己主張して家族が受け入れてくれたから。問題は学校に行きたくないけど、それを言えない子たちだ。親に心配をかけたくない、休むまでもない、言語化できない、言えない。など理由はさまざまだが、行きたくないけどがんばって行っている子はたくさんいると考えている。

そんな子たちの話を聞いてどうしたいのかを一緒に探したい。今通っている小学校以外にも、オルタナティブスクールやフリースクール、ホームスクーリング、保健室登校でもいい。選択肢はあるよ、って教えてあげたい。

考え始めると頭がワーッとなる。ただ「子どもを笑顔にする」というのは変わらない。

今は学童の子どもたちに誠実に向き合ってもっと信頼関係を深めてみんなが笑顔で来て帰っていくことを目標に取り組むだけ。来月で試用期間が終わり継続するか今も正直迷うが、やっぱり子ども達との縁をここで切るのはもったいないから続けます。心が悲鳴をあげたらすぐ辞めます笑

続けることで気づくことも増え、今後どんな道を作りたいのかが見えてくる気がするし。前向きに。大丈夫。


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