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【文化の創造】全ての個が楽しく生きる【言葉とは何か】

今日は手話についての本を選びました!

行動に興味ある者としては、コミュニケーションの1つである手話に興味もあり、前から気になっていた1冊。

特に本のタイトルを"みんなが手話で話したコミュニティ"という解釈をしたので、とても読んでみたくなりました。

このような本を読むと、

人間が作り出した対象について
人がどう行動するようになるか

の観点で深く考えることができるので、自分の中では新しい学びが強烈に生まれて、いろんな人のことを知れるので有り難いです!

では、僕なりの学びをまとめます!

※ ちなみに、普段は自分と似たような人達しか関わらない生活をしているので、無知の自分で発信することをご理解して読んでもらえると嬉しいです。

みんなが手話で話した島 著:ノーラ エレン グロース 訳:佐野 正信  出版:早川書房

この本の内容に関することを何も知らないまま読みました。

もしかしたら、この本に興味がある人とは違う観点で読んでいるかもしれません。

でも、とても面白かったし、自分の普段の生活に関わらない世界を知れたのはとても学びになりました。

そんな状態で、この本に質問したことがこちら

ハンディキャップがない文化とは?

僕なりに本から学んだ答えが

あるコミュニティにとって生活を楽しくする要素を見つければ、その要素は時間を使う対象になり、創りだした概念も超える。

なんだか自分でまとめたけど、難しくなってしまった。

ようは、どういうこと?に自分にも答えるために深堀していきます。

そもそもハンディキャップとは何?

この問いに僕が本から考えたことは

・複数人が集まるコミュニティにおいて生活しにくい対象
・あるコミュニティが生活しやすくする為に創り出した対象

そして、コミュニティは人だと考えると、ハンディキャップとは、人がつくりだした言葉を複数人が集まるコミュニティにおいて生活しにくい対象にあてはめた言葉

とまとめました。

じゃあなぜハンディキャップは生まれるのか?

あるコミュニティは個の集まり

あるコミュニティの個の集まりに多く共通する対象がある

共通対象で意思疎通できるようにする

暮らしやすくなる

共通対象で意思疎通できる人の数が増えると文化になる

さらに暮らしやすくなる

ある文化で暮らしにくいことが起こると生活しにくくなる

新しい言葉(概念)をつくりだして暮らしにくい対象を分ける

その文化では新しい言葉によって意思疎通が取れる

暮らしやすい文化を保てる

ざっくりとこんな感じで"ハンディキャップという言葉"が生まれるのかなと思いました。

ここまでの2つの問いでハンディキャップの概念みたいなものについて、問いを立ててきました。

ハンディキャップがあることで個がコミュニティに溶け込めない要素になる今回の本で学んでます。

それではどうしたら全ての個が様々な共同体に溶け込めるのか?

自分と違うことをどう違うか相手の意見を聞けるようになること。
その為に、誰もが同じように使えるシステムや道具があるとやりやすくなること。
そうすると、あらゆる個が経験済みのことは対応でき、次の世代に必要なことを早く伝えられ、次世代が必要なことについて洗練度をあげるループを繰り返すことで、全ての個が溶け込めるんじゃないか

こう思いました。

なかなか深いテーマだった。

興味深かったのは、みんなが手話で話した島でも、手話は日常的に溶けこんでいて、誰が耳が聞こえないかということも忘れるくらいだった。
そのコミュニティの中でも、貧富の差や競争があったことは他のコミュニティと変わらないってことは、新しい気づきだった。

こういうことを学ぶと、全てのことに応用ができるのでとても学びになります!!

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