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畑中摩美、初の全曲オリジナル曲YouTubeライブ開催に寄せて

ついにYouTubeでシンガーソングライター畑中摩美の全曲オリジナル曲ライブが開催される。

4/19(金)20:00~

彼女は、これまでYouTubeで、多くの人々が知っているカバー曲の合間にオリジナル曲を織り交ぜるライブをしてきた。だが、全曲オリジナル曲ライブとなると、今回が記念すべきYouTube初。

私は、彼女の全曲オリジナルライブをずっと熱望してきた。
畑中摩美の魅力が最大限に発揮されるのは、まぎれもなくオリジナル曲だからだ。

私は、ASKAのFellows作詞作曲企画をきっかけに彼女の存在を知り、「マシューのうた」を聴いて、度肝を抜かれた。

それ以来、私は、常々、畑中摩美を中島みゆきや松任谷由実に並ぶほどのシンガーソングライターと記述してきた。

最近では、世間の知名度もようやく高まってきて、YouTube登録者は5万人に達しようとしている。
定期的な動画投稿と月2回程度の長時間ライブ動画により、世間が彼女の存在に気付き始めたのだ。

そんな畑中摩美のオリジナル曲は、世間の人々に知られているヒット曲と何ら遜色のない名曲が揃っている。

中でもファンの間で人気の3曲を挙げるなら「マシューのうた」「せっけんのうた」「僕の願いが叶うころ」だろう。

マシューのうた 3:44:08~

未完成の絵本が鳥に変身して世界中を旅し、その旅物語を絵本に綴り、子どもにその美しい景色を見せようとする、ストーリー性豊かな楽曲。メロディーも詞も歌唱表現もギターも、すべてが神々しい光を放つ。

せっけんのうた 8:53~

サビのフレーズとメロディーのインパクトが1回聴いたら忘れられないほどのパワーを持っている。
女性に依存しすぎて振られてしまった男性の悲哀を描いた楽曲。自分の前から消えた女性を、せっけんの泡にたとえて表現している。

僕の願いが叶うころ 3:51:32~

コンパニオンプランツ(近傍に栽培することで互いの成長によい影響を与え共栄しあう植物たち)を人間に重ね合わせ、人々が互いの孤独な声を重ね合わせることによる共栄を願う楽曲。
私は、この曲を過去に日本で大ヒットした曲だと思っていたほど、メロディーが心地いい。

そして、畑中摩美自身が、畑中摩美ならではの3曲と語る「うなずく」「白い花が秘めるもの」「棘の花」。
この3曲は、繊細な人たちの心に共感を呼ぶ名曲だ。いずれも彼女自身の内面を描いているそうだ。

うなずく 3:03:21~

進む道に迷う悩む人に向けて、ぴったりと寄り添ってくれる優しさと温かさに包まれた曲。

白い花が秘めるもの 3:09:18~

目立たず引っ込み思案の自分を色がない花にたとえ、それでも静かに香りで自らの存在価値を主張する白い花の健気さに共感を寄せる楽曲。

棘の花 3:14:49~

イバラの道を乗り越えるのは、自分自身の確固とした信念のみ。そんな覚悟がにじみ出る楽曲。

他にもいろんなタイプの名曲が揃っている。
ライブで人気なのはロック調の「レディバード」。
レディバード 3:49:41~

自身初のロックナンバーであり、恋に落ちて高鳴る乙女心を飛び回るテントウムシに例えて表現した楽曲。

私がいつも励まされるお気に入り曲は「もってるものでやるしかないじゃん」だ。

もってるものでやるしかないじゃん 31:27~

憧れの人になれなくて苦しむ人、手の届かない恋をして失恋した人、しがない生活を我慢して送る人に贈る応援歌。

また、昨年、発表された新曲「呼応」も代表曲になりそうである。

呼応 3:35:23~

昨年、YouTube上で開催となったカバーバトルで、応援してくれる人々と一緒に優勝したい、という気持ちが呼応したときの情景を描き上げている。

最後に紹介するのは、人生を逆算して今の大切さを歌い上げる「愛しい気持ち」。

愛しい気持ち 4:57~

人生は儚く、永遠が存在しないからこそ、今このときを最も大切にしよう、という楽曲。歳を重ねれば重ねるほど、その存在感が大きくなっていくことに驚かされる。

今回は、私がよく聴いている10曲を選出してみた。
畑中摩美には、他にも様々なタイプの名曲が揃っているので、ぜひライブ動画を視聴して、好みの曲を探してみてほしい。


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