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大統領選挙の年のS&P500、NASDAQ100の動き①2020年トランプvsバイデン

2024年は大統領選挙の年です。大統領選挙のS&P500の平均月別リターンについては、こちらにまとめました。

過去16回の平均をとると、おおむね1-3月不調、4-8月好調、9月10月不調、11月12月好調というサイクルでした。

上記平均を構成している16回が具体的にどのように進展したのか、詳細にみていきます。

2020年 トランプ VS バイデン

コロナがあり、強烈な財政出動、急激な利下げがあった年です。
米国では1/21に初めて感染者が確認され、1/30にはWHOが緊急事態宣言を発出しました。

1~3月

大統領選とは関係なく、2月の中旬をピークに3/23まで下落を続け、
S&P500は最高値から40%近く、NASDAQ100は30%近く下落しました。
それまで0.25%ずつ利下げされれていたFFレートは、2月中旬に0.5、3月中旬に異例の1.25の利下げが行われました。

4~8月

利下げおよび強烈な財政出動の効果もあって、S&P500で40%、NASDAQ100で60%の大幅な上昇を達成しました。
8/17~20に民主党党大会でバイデンが、
8/24~27に共和党党大会でトランプがそれぞれ、候補指名を獲得しました。

9月10月

8月の候補指名後、S&P500で6%、NASDAQで10%の上昇がありましたが、レーバーデイ明けから9/21、9/24にS&P500は10%ダウン、NASDAQは15%ダウンに見舞われました。
その後、10月に向けて再度上昇するも、結局またダウンとなりました。
11月は大統領選の結果が出た11/4以降、S&P500で8%程度、NASDAQで10%程度の上昇となりました。

11月12月

11/3の投票日を経て、11/4から大きく上昇を開始。結果判明後にエントリーしても、2か月でS&P500で10%、NASDAQで11%の上昇となりました。

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