もうひとつのアメリカ大統領選 -メディアが見たイメージ戦略 vol 1- :『PRIR』寄稿記事

※本記事は『PRIR』 1月号(2005年)に掲載された日野江都子の寄稿記事からの転載です。

本記事は、筆者が初めてメディアに寄稿した記念すべきもの。

今はなくなってしまったけれど、宣伝会議が広報に特化した雑誌として出した『PRIR』(PRとIRを合わせた名前)のプレ創刊号向けに、ちょうどアメリカ出張と重なったブッシュとケリーの大統領選投票日を目の当たりにしながら、テレビ討論会でのあれこれに触

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ワシントンDCとトランプ

ワシントンDCはアメリカ合衆国の首都である。まさに首都に特化した街である。政府と議会と省庁に関連した人間・ビジネスだけで成り立っている特殊な土地で、石を投げれば弁護士に当たるといわれるほどだ。DCで力を持つということは真の政治力を得るといわれている。政治力を夢見る野心溢れる人々が街を闊歩し、この国をそして世界を動かしているのはこの街にいる人間だと誇示していた。

私は大学時代をこの街で過ごした。そ

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サンデーモーニング 19年6月30日放送 黒板解説「G20とトランプ大統領」

・トランプ大統領の性格と政策の特徴
・直感、思いつき、ツイッター サプライズでニュース演出
・全てはカネ次第 一貫性も出口戦略もなし

イランとアメリカ不安を見せる関係

アメリカとイランの緊張関係が今月大きく高まる事件が起きた。

今月13日中東の石油輸送の大動脈であるホルムズ海峡で、2隻のタンカーを襲撃する事件が起きた。そのうち1つは日本の海運会社のもので、安倍首相がイラン訪問を終えて間もないタイミングであった。

アメリカは襲撃事件の一連の行為をイランによるものだと認定し、それに対してイランは否定したが、反証をする努力すら見受けられず、両国の緊張の糸はさらに引

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パーフェクト・カップル

1998年のアメリカ、ハリウッド映画です。
監督、製作は、「卒業」のマイク・ニコルズ。
脚本は、「天国から来たチャンピオン」のエレイン・メイ。
撮影は、ミヒャエル・バルハウス。
音楽は、「ストリート・オブ・ファイヤー」のライ・クーダー。
主演は、ジョン・トラヴォルタ、エマ・トンプソン。

少し前のことになります。

誰もが、“ まさか ”と思ったはずです。
第45代アメリカ大統領にドナルド・

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『アメリカからの手紙』:FLOTUS メラニア夫人のメッセージ 前半

令和初の国賓として25日から28日まで日本を訪れるトランプ大統領ご夫妻。

25日夕に到着。26日、安倍首相と朝食を共にした後、共通の趣味であるゴルフ。その間メラニア夫人は森ビル デジタル アート ミュージアムの視察。炉端焼きディナーの後、現職の米大統領として初めて大相撲を観戦。初優勝した前頭の朝乃山関に「米大統領杯」を授与した。27日午前、皇居・宮殿「竹の間」で天皇、皇后両陛下即位後初めての国賓

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マインドフルネス・メディテーションの実践で知られる議員が米大統領選に立候補

2020年に行われる大統領選挙に、マインドフルネスを実践していることで知られる民主党議員、ティム・ライアン氏が立候補しました。Business Insiderでインタビューがアップされていたので、簡単に訳してみました。

「議員であろうと、子供を持つシングルマザーであろうと、すべての人が忙しい毎日を送っていて、多くのストレスと不安を抱えながら生きている」

「マインドフルネスは、心が過去や未

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虹の彼方へ/リベラルは飛行船に乗って

今週はうでパスタが書く。
そしてアメリカ大統領選の話はもうこのあたりでいちど終わりにしようと思う。こんなに多くのひとに影響がある話もないのだが、一方で「読んでみてくれ」というにはあまりに入り組んだ話になってしまった。
特に日本人の読者にとってはそうだろう。「そういうところだぞ」と言いたい気持ちもあるが、これはもっと長い期間をかけて、別の方法でゆっくりと叩き込んでいくつもりだ。

アフリカのカカオ農

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ホワイト・ライオット。いま、器としての大統領を満たしているものは。

今週は、うでパスタが書く。

今年もはや桜が散った。
いつのまにか枝に吹き出していた葉桜がそれに入れ代わり、途端に川沿いの風景が、まるで紙芝居のように冬から春へと変わる。目を落とせば水辺にうずくまる植栽もまた冬枯れの姿からいちどに新緑の装いへと生まれ変わっていて、古来こうした営みにひとびとは生命の力強さ、めぐりめぐる世界の因果を読み取ったのだろうと感じる。
ひとの世には決して生まれ変わらず、もう二

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予言:リベラルは2020年もトランプを勝たせます

みなさまおはようございます。ここカリフォルニアは現在、4月8日土曜日の朝です。

ところで週末の朝からなんなのですが、2020年のアメリカ大統領選挙はトランプが再選するだろうな、と強く思う今日この頃です。とにかく今、アメリカの世論はリベラルに対して好意的な方向には向いていません。今日のこの記事では主だった理由を3つを取り上げて、なぜトランプが当選すると思うのか解説したいと思います。

※この文章は

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