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『波うち際』

感情と理性の波うち際に佇んでいたい。

そっと打ち上げられる不揃いな貝殻を
集め、
眺め、
並べ、
また捨てたりしたい。

結局手元にあるものはボロボロになるけどね。

それでも
大切にとっておく。
忘れることもある。
波が攫っていくこともある。

また探す。

次は、まるまった、鈍く光るガラスを探そう。
たぶん、ぼくにしか見つけられないから。

#詩

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