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一人用のシャンパンは特別な飲み物

こんにちは。藍(アオイ)です。

今日は一日中庭仕事でちょっと疲れ気味。
60点日記の日にしちゃいます。(笑)

もしよかったらお付き合いください。

一人用のシャンパンは、可愛くて豊だ。

最近ホテルなどでよく見かけるのだが、
みなさんはご存知だろうか。

ちょうどシャンパングラス一杯分の量が入っている、
一人用のボトルです。

手の中にすっぽりおさまる形と大きさで、
今日は飲むつもりじゃなかったけど
見かけるとついつい買ってしまう、
魅惑の飲み物。

「一杯分しか入ってないんだよな」
「いつも飲み終わったあと、二杯目も飲みたくなるんだよな」
「今日はホテルに泊まってるし、疲れたから自分のご褒美でw」

最近ではホテルだけでなく、食料品店でも売っている。
見かけると、ついつい思ってしまう。

「まぁ、家事の合間に一杯分だったら飲めるかな、
っていう日の特別な飲み物をストックしておこう」
(そして、たいていは買ってきた直後に開けてしまうー苦笑)

こんな心の声にほだされて、
ついつい買ってしまう一人用シャンパン。


そもそも、シャンパンという響き自体が、
もう、なんというか、特別感、を醸しだしている。

アメリカでは、

「おめでとう!」

というとき、シャンパンでお祝いする。
ワインではなく。

ハッピーニューイヤー!

と、新年のお祝いの時にも、シャンパン。

そして、アメリカのママ友は、
ママ会ランチの時、

「今日は、これ、開けちゃう?」
「わぁ〜、特別!」

と言って大盛りあがりである。


なんだか、そんな、特別な日の特別な飲み物。


それが、最近では、小さな一人用の瓶に入った、
ますます特別な飲み物が売っているのだ。

マーケティング、うますぎません?

立ち上っては消えていく小さな泡と泡。
一人でホテルに泊まって、
ご褒美で買ってしまった日には、
もう、お姫様気分である。

あの名作「プリティーウーマン」の
ジュリア・ロバーツ並に、
「シャンパンにはイチゴでしょw」
とかひとりごとを言ってしまう。

そんな盛り上がりの中
飲み始めるが、
やはり飲み終わると、
「飲み足りない。もっと飲みたい。」
という気分になるところが、
一つ残念なところ。

今日はホテルだし。
もうフロントは閉まってる時間だし。

くそー、もう一本買っておけばよかった。

いや、むしろ、大きい瓶を買って、
一人でベロベロになるまで(四杯ほど)
飲めばよかった!

と、飲み干したグラスを見ながら
恨みつらみが心に行き来する。


もうちょっと飲みたいな、というときに
終わってしまうはかなさ。そして、潔さ。

もう、なんだか、
ワビサビの境地である。(笑

飲んべえには、足りない量なんだよな、
とわかっていても、
どうしても買ってしまいたくなる
魅惑のドリンク。

一人用シャンパン。

なんででしょう。買ってしまうのは。

子供の頃、一人用のシャボン玉をもらって
一人占めできるのがすごくうれしかった。
この気分に、ちょっと似てるからかな。