「弱者男性の定義を考えるバー」の振り返り

本日「弱者男性の定義を考えるバー」というイベントを開催したので、それについて簡単なレポートを書きます。


弱者男性の定義

肝心の弱者男性の定義は、統一した見解は得られませんでした。

しかし、その定義は大きく分けて二種類に分かれました。

一つ目は、内心によるものです。「自分は弱者男性である」と思っている人は、弱者男性であるという考え方です。わりとこの考え方の人が多かったです。

二つ目は、外側の条件によるものです。年収や身長など、自分の外部の条件で弱者か決まるというものです。これについては、弱者かどうかの基準が人それぞれでした。

例えば、以下のような定義や意見がお客様から提案されました。

弱者男性という言葉は定義できない、その曖昧な定義であるからこそ、その母数が増えてつながる言葉になるとの意見でした。

金、女、精神、身体の四つのカテゴリーで判断されるという意見でした。

強者男性の属性は、金があることと、顔がいいことの二つではないか、弱者男性とはそれらには合致しないという意見でした。

男性にとっての弱者性と、女性にとっての弱者性は異なり、弱者男性は単純に弱者の男性というより、男性の弱者性とは何かを考える必要があるのではという気づきがありました。

弱者男性の定義をマインドマップで整理する力作も見られました。

弱者男性に関するアイデア

弱者男性はどう生きると良いかについて、以下のような提言がありました。

  • 弱者男性は頂き女子の方にされないためにも友達を作って孤独に寄るネガティブな感情を減らしたほうがいい

  • 自信や覚悟の有無が、弱者かどうかを左右する

  • 筋トレするとよい

  • 脳内ホルモン、オキシトシンの分泌を促進すると良い

  • 自分の弱さを受け入れた時に弱さから抜け出せる

  • 自己受容と自己成長は両立する

弱者男性バーへのお客様の感想

弱者男性バーの参加者にアンケートを回答していただきました。

一部抜粋します。口頭での感想と合わせて当日の雰囲気が伝わるように記載します。

  • もっと人が多く、多様な人が集まると意見も充実して良いと思った。

  • 現実的な弱者男性の人生の改善策を集めたいなら、女性の意見も取り入れた方が良いと思った。

  • 集客も女性が来やすい立て付けにした方が良かった。

  • 男性ばかりでむさ苦しかった(女性は当日来ませんでした)

  • イベントに来れている時点で弱者とは言いにくいかもしれないと思った。

  • こんなイベントは開いちゃいけないと隣の客が言っていたのが面白かった。

  • 弱者男性のイベントをまた開催してほしい。

次の予定は未定ですが、来場者に楽しんでいただけたみたいで良かったです。

総括

どのような方が集まるかわからない中で、主催者として一抹の不安もありましたが、無事に終えられてホッとしました。

私が人間に対して否定的なバイアスがあることなども指摘されたり、考えてなかった解決策もいくつもあり学びがありました。

共同主催者のかとうさんからは、来場者のアンケートの準備や、弱者男性関連図書の用意、横浜のお土産の持参などといった、イベントを充実させるためのアイディアを多数いただきました。集客面でもエデンでたくさん宣伝していただきました。

イベント開催場所の店長のヤコウさんにはイベント開催にも寛大に応じていただき、イベント当日も話題提起やお客様の意見にリアクションいただくなど、いろいろな面でサポートいただきました。

お客様には、それぞれ思っていることを率直に共有いただき、お互いの言動に温かいフィードバックする場面も見受けられて、とても和やかな場となることに協力いただきました。

こちらのnoteでは、弱者男性バーについて連日投稿しましたが、そちらもリアクションいただいた方にも感謝いたします。

イベントに足を運んでくださったお客様とイベント共同主催者のかとうさん、ヤコウさんとエデン日暮里の関係者の方、その他拡散等にご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。



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