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2024/3/14 撮影レポート


Date:2024/3/14
Location:Asakusa
Model:Ami Ikenaga

Nikon Z6ⅱ
AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
Blackmist No.5


もう1ヶ月以上も経ってしまいましたが足を骨折してから初めての屋外撮影の話。そんなタイミングで撮影させてくれて本当にありがたいなぁとしみじみ。

今回、感覚の話が多めです。
基本的に自分の備忘録なのでいつも感覚的。笑

折してから初めてということは
今年に入って初めてということで…
約4ヶ月ぶりくらいの屋外撮影。
こんなに長期間屋外撮影しなかったのって初めてだな。

好きな時に、好きな場所で、好きなアングルで当たり前に撮影できると思っていた。
だから何も感じなかった。
でもそんな当たり前はなくて、外に出ることすら一人じゃできない時もあった。

それでも撮影したくて、家で撮影をするという選択を撮ったけど、やっぱり自然光で撮影したい気持ちが強かった。


感覚が掴めない前半の話

念願のはずの屋外撮影ですが、撮影し始めると、なんか感覚がすごく遠い。

撮れてることが不思議だった。

「これであってるっけ?」

「どうやって撮ってたっけ?」

ってなんかしっくりこない。
撮影への意識が少し遠くにある感じで撮ってた。

「撮れない…!感覚が掴めない!」ってワタワタしてた自分に、
「ゆっくり撮ろ!大丈夫。自転車も乗り方忘れないでしょ」って言ってくれた。
優しい泣く。笑


撮影中って、「時間を作ってもらっている」って気持ちがあって、
自分起因で撮れないことにすごく焦りを感じてしまう。

そんな撮れないと思った写真たち。

無難な写真だな〜〜〜ってなってたし載せるのも迷った。
まだこれならいいか…って思える写真を載せたけどほんとにダメダメだったな〜
でも、できない時の写真って大事にしたい。

心の調子が悪い時とかはあえて撮影したりしています。


感覚が戻ってきた後半の話

後半はだんだん感覚が戻ってきた。

「あ、今撮りたい」っていう感覚。

「ここ(この場所)で撮りたい」っていうのは結構あると思うんだけど、「今撮りたい」って感覚。
今のこの空気感、今のこの雰囲気を写したいってことだと思う。

それがこの辺り。

この「今撮りたい」の感覚が掴めた時に、

「この写真って自分にしか撮れないんだなぁ」

って思った。これ結構大事な気がする。


写真って、(人を撮影している写真は特に)同じ写真なんてない。
みんな同じ写真が撮れるなんて思わない。

最近家をスタジオ化して、空間も作るようになって、さらにそう思うことが多くなった。
自分がこれをイメージしなければ、出来上がらない。

被写体との関係がとても大切で
信頼だったり、
尊敬だったり、
息が合ったり、
安心できたり。

まだうまく言語化できないんだけど、今までの撮影の感覚と少し違う感覚。



レンズフィルターの話

今回Blackmistをつけて撮影した。
籠る感じの写真になるから、悩んだけど、途中から変えるのが嫌で全てそのまま撮影。
Black mistを使った撮影はまだ自分のものにできてない感じがするなぁ。

なんとなくBlackmistを選んで撮影したけど、この遠い写真…(感覚伝わりますか)
すごく今の自分に合ってるなぁって思ったからいっか。


こういう、形容できない感覚の話、今まであまりかかなかったんだけど、

その時感じた感覚をそのまま残すことって大事だなって思うので、積極的に残していきます。

おしまい。

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