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就活中はひたすらウルフルズを聴いていた

昨日、ウルフルズのヤッサが4年ぶりに開催されるというネットニュースを見つけた。それに伴って、2018年のヤッサライブ映像がYouTubeで期間限定公開されるとのこと。

「ほんまにか!それは見なあかん」

私は一人、俄然盛り上がった。


ヤッサとは、ウルフルズが恒例にしていた夏の野外ライブ。私にとって非常になじみ深い、万博記念公園(太陽の塔がある公園)で開催することが多い。(そうじゃない時もあったのかな?)

20代の頃、ヤッサは2回参戦した。万博公園に響くトータスさんの歌声は、心に直接届く。かっこよすぎて泣ける。「大阪~!」の掛け声が温かい。

お尻がハート型に開いたズボンを履いているトータスさんを見て、「ほんま、最高やな。なんとかどうにかならんかな(←何が)」と痺れた。あまりの余韻に、後日ウルフルズ縛りのカラオケを友人として最高に盛り上がったことも思い出す。



早速昨夜、YouTubuに期間限定アップされている「ヤッサ!2018」のライブ映像を子どもたちが寝静まった後、視聴した。(1月6日~15日23:59までは前編の映像を公開。後編は後日公開されるとのこと)


見ていると、自然と身体が動き出す。

熱くて、けど本当に自然体で。トータスさん、カッコ良すぎやしませんか。さすが、魂ゆさぶる男。
こんな大人になりたい。いや、もう十分すぎるほど、大人なんだけど。



そんな私、社会に出る前、就職活動の時にずっと聴いていた歌がある。

それがウルフルズの『バカサバイバー』だ。



バカサバイバーをウォークマンでひたすらエンドレスリピートして、臨戦態勢に入ってから面接に挑んでいた。すんっとした顔をして、就活スーツを着て。ウォークマンではひたすらにバカサバイバーを聴く女子大生。

今思うと、若干当時の私の精神状態が心配になるが、この曲にどれだけ鼓舞させられたか。(ちょっとテンション的にしんどい時は、『まいどハッピー』という曲にチェンジしていた)


社会に出る前の、大人への階段を一歩踏み出そうとしていた頃の私。働くことへの不安や、就活中の葛藤、さまざまなモヤモヤを「ま、色々考えてもしゃーない!進むしかない!」と背中を押してもらったのだ。


2022年が明けて、最近の私。

新年ということで、何がしたいのか、私はこれからどうしていきたいのか。ふと気づけば、悶々と考えている。今の職場は重ねてきた実績もあるし、居心地も良いけど、ずっとそこにいるのか?もやもや考える。

その上、寒さでつい猫背になる。

ああ、こんなんじゃあかんな。

「なんでもええから、笑って進め進めー!好きなこと、心から楽しいことしようや!」

久々に見たヤッサのライブ映像を観て、どーん!と背中を押してもらえた気分。バカサバイバーも、今聴いても、今だからこそなのか、心にずどーんと来る。しばらくは就活の時ぶりに、MYテーマソングはこれにしよう。

社会に出て経験を積んで、結婚して子どもも生まれて。けど、私の根っこは何も変わっていない。大人になっても何も変わらない。どんなに立派に見える大人だって、きっとそうなのかもしれない。

ああ、ヤッサ行きたい。やっぱり生で堪能したい。無事開催されて、心配なく参戦できる世の中になっていますように。

モヤモヤ考えて、答えが出ない時は、バカサバイバーに限る。


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