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好調に見える中田敦彦さんの40歳は「不惑」なのか

中田敦彦のYouTube大学に糸井重里さんがゲスト出演されていた。

中田さんは40歳にして、これからどうしたらよいか悩んでいるらしく、糸井さん的な考え方から、なにかを汲み取ろうとされていた。

周りから見たら、中田さんは若くしてテレビでもてはやされて、YouTubeをやっても、400万人以上のチャンネル登録者数がある成功者です。

でも、本人は釈然としないんでしょうね。

芸人で一番チャンネル登録者数が多くなっても、別に芸人として一番面白いわけではない。芸人を測る指標はチャンネル登録者数ではなく、面白いかどうかだって、ご本人が一番わかっているから、納得いかないんだろうな。

成功したらシンガポールあたりに移住して、悠々自適生活をしている人が周りにいて、「俺もやってみたい」と移住したのかもしれないけど、金融資産で生活している人と、自分の喋り一本で生活している人では、生活のあり方も違って、なんだかなぁと思っていたのかもしれません。

インタビューを聞いていると、どうやら今度は組織的に会社を作りたいとでも思ったのかもしれません。でも、先に糸井さんに言われてしまいます。

今一所懸命やっていることを1/10くらいまで減らして、いつ出会うかわからない、本当にやりたいことに向き合う時間を作った方が良いと。

自分が中心でいるうちは、組織なんてできないと。

そんなすごいお二人のような状況ではないけど、自分も38歳くらいの時にすごく悩んでいたのを思い出しました。

井の中にいる自分は、自分でやれば、井戸の範囲の中では大抵のことはできるのに、違う井戸を見る機会もない。だから、なんだかやり切った感があって、次何をやったら良いか分からなくなる。

じゃ、一人じゃなくみんなで、と思い、組織的にやりたいと思ってる割には、自分の思い通りにやりたいと考えていたあの頃。

今となってみれば、自分中心の考え方だなと理解できるけど、当時は分からなかった。本気で、周りのみんなが幸せだったらそれでいいと思えていなかった気がします。

みんな、うちの会社にいて、自分のやりたいことできているのかな。少なくとも活躍できているって実感あるかな。メンバーに恵まれてるなってつくづく思ってくれているかな。

今日はもっと、みんなと話してみよう。

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