セコンドの待遇改善を訴える !
ボクシングやプロレス、総合格闘技、空手などではリングを使う興行が多いです。
ボクシングはキャンバス、プロレスや空手などはマットを主に使いまして、総合格闘技ではオクタゴン(八角形)のゲージを主戦場に使用します。
これらすべての格闘技に選手のほかに重要な役割を占めてリングに上がるのが「セコンド」と言われるサポートスタッフ。
止血を主な仕事とするカットメンと選手への給水を主にするサブセコンド、そして選手の心理をサポートするチーフセコンドの三名がインターバルタイム(各ラウンドのブレイク)にリングに上がれます。
チーフセコンドは選手のメンタルをサポートします。
「このまま連打しろ」とか「相手(選手)を泳がせて体力を(次のラウンドに)温存しろ」というような指示を試合の流れを観ながら的確に出すことまで求められますから、選手が試合に勝つか負けるかはチーフセコンドの腕前に左右されるのです。
どんなにタフな選手でも過酷な試合の合間にはこころが折れそうになることだってありますから、セコンドは鬼コーチとカウンセラーの両方を選手から求められますし、相手が明らかに実力が上で選手のダメージが回復しないと判断した場合は選手を説得し、試合を放棄させることもチーフセコンドの重要な仕事です。
選手が応じない場合は試合事故を防ぐためにリングにタオルを投げる決断をするのも彼らセコンドの仕事。
明らかに試合で劣勢の時にはレフリーからセコンドが「このまま(連打を)浴びるようなら試合を止める」と警告を受けることすらあります。
選手はプロフェッショナルとして たとえ死んでも本望かもしれませんが、それでは単なるギャラを受けとる公開処刑の死亡遊戯に終わってしまう。
それは、あってはならないこと。
危険と紙一重の格闘技興行をいかに安全に進行させ、選手を安全にリングから降ろすかまでを問われるのが試合をサポートする裏方の仕事なのです。
セコンドやレフリーの給料はもっと多くて良いと私は思います!
彼らのようなベテランの裏方こそが世界の格闘技界を支えているのですから。
格闘技ファンのみなさん!
どうか機会があれば、彼らの待遇改善に賛成してほしい!
ぜひサポートしてください。よろしくお願いいたします🙇♂