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【雑記】3CXの「ちょうどいい」なぁと思うところ

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雑記です

さて、3CX Academyの記事も一通りアップし終わったので雑記です。

世の中にはPBXサービスがたくさんありますね。
キャリアが提供しているクラウドPBXもありますし、ベンダーやSIerが運営しているものなどもあります。
自由なPBXといえばAsteriskも有名ですね。

どのサービス、ソフトウェアもいろいろな特色・機能があり、いざユーザーとしてどれを選ぶかとなるとなかなかに悩ましいものではないでしょうか。

電話をIP化する理由ってなんでしょうね?

テレワーク対応の為に、「自宅からでも会社の外線を利用したい」といった需要や、「今よりもっと電話代を下げることはできないか」などの要望がありそうです。そういった観点からPBXのクラウド化やIP化が注目されているのではないでしょうか。

自由度とメンテナンス性のバランス

会社の電話として考えると、普段使いであまりメンテナンスや保守業務のことは考えたくないですね。
実際、レガシーなPBXと多機能電話機の場合、導入後に管理者があれこれメンテナンスすることもあまりないと思います。

メンテナンスフリーというのを第一に考えると、クラウドPBXがよさそうですね。
ユーザーは提供されているサービスを利用するだけなのでインフラとしてのPBX保守などは考えなくてよさそうです。
でももしかすると自由度は低いかもしれません。

構築といった側面から、自由にSIPトランクを増やしたいな。事務所に引き込んであるひかり電話の番号を収容したいな。既存のアナログ電話機もATA経由でぶら下げたいな。ISDN回線をGW経由で収容したいな。今使ってる電話番号をそのまま使い続けたいな・・・などなど。

また運用といった側面から、組織の変更に伴ってリンググループを自由に組み替えたいな。電話のIVRフローを業務形態に応じて自由に組み替えたいな。電話番号に対する営業時間の設定を個別に細かく設定したいな。などという自由度も要望としてあるかもしれません。

SaaSとしてサービス提供している一般的なクラウドPBXでは、すべての要望をかなえるのは難しいかもしれないですね。

ではAsteriskを使用して自社で構築?
Asteiskを使えば自由度はぐっと上がります。しかし、設定がとても難しいですよね・・・
オープンソースですし、モジュールを組み込んだり、開発を行うことで様々な接続に対応できると思います。しかしオープンソースゆえに「メーカーが面倒をみてくれる」といったことがありません。
Asteriskのエンジンと、設定を行うためのUI画面は分離しています。
一般企業の電話担当者が、普段の運用でこの面倒をみながら、システムをセキュアに保ち続けるのはとても難しいのではないでしょうか?

ちょうどいい3CX

3CXは本当に「ちょうどいい」PBXだと思います。
メーカーがリリースしてるオールインワンパッケージのため、常にシステムのアップデートや機能追加・改善が提供されています。
そして機能・仕様をメーカーがコミットしてくれます(つまりメーカーのサポートがあるということですね)

PBXエンジンと、設定を行う管理画面も3CXという1つのメーカーで開発しているため、統一性があり、ユーザーフレンドリーです。
日本語化もされていて、直感的な設定項目になっています。

なにより、ソフトフォンも含めたソフトウェア提供がメーカーから行われているので、Webブラウザの電話クライアント、Windowsアプリとしての電話クライアント、スマートフォンの電話クライアント、これらすべてが3CX製です。

そのためクライアントとPBXとの接続や性能がコミットされていますし、クライアントアプリの提供も無料です。

卓上IP電話機はFanvil、Snom、Yealink、Grandstream、Polycom、VOPTECH、Avaya、Ciscoなどのメーカーが作っているため有償の製品にはなりますが、電話機を設定するためのテンプレートを3CXに持たせ、プロビジョニングという動作で電話機に配布することができます。

こうすることで何百、何千という電話機を3CXから設定することができるようになっているんですね。

PBX本体の提供もISOで入手可能なので、アプライアンスとして社内の物理サーバーにインストールすることもできますし、ESXiなどで仮想マシンとして動作させることもできます。

まぁどこにでもインストールが可能なので、AWSで、Azureで、といったオウンクラウド上に構築することもできます。

CCアーキテクトの3CXクラウドサービスは、CCアーキテクトがクラウドに構築した3CXインスタンスを丸ごとお客様に利用いただくことが可能なサービスです。
PBX本体のメンテはCCアーキテクトにお任せしつつ、企業管理者の方は3CXインスタンスの管理画面に管理者権限でアクセスしていただくことでPBXの機能を自由に利用できます。

一般的なクラウドPBXサービスと、オンプレPBXの間の本当に「ちょうどいい」利用ができるのではないでしょうか。

インスタンスを丸ごとお貸出しするので・・・
・自由にSIPトランクを増やしたい(回線、番号を増やしたい)
・事務所に引き込んであるひかり電話の番号を収容したい。
・既存のアナログ電話機もATA経由でぶら下げたい。
・ISDN回線をGW経由で収容したい。
・今使ってる電話番号をそのまま使い続けたい。
・組織の変更に伴ってリンググループを自由に組み替えたい。
・電話のIVRフローを業務形態に応じて自由に組み替えたい。
・電話番号に対する営業時間の設定を個別に細かく設定したい。
といった様々なご要望にお応えすることが可能なんですね。

まぁ・・・ 文字だけではなかなか「ちょうどいい」感をお伝えするのが難しく、もどかしいですね。

今後Noteでは【やってみた】記事を追加していこうと思います。

3CXのISOファイルや、ライセンス(4同時通話、Standard機能)の入手はなんと無料です。
※2023/09現在は、無料環境は3CXがホストするスタートアップになっています。ISOからのインストールは2カ月間PRO版の試用が可能です。

ライセンスの入手方法や、オンプレでの3CX構築を【やってみた】記事にしていくので、ぜひ3CXを実際に利用してみて、その「ちょうどいい」感じを体験いただけたら嬉しいなと感じています。

「オンプレ?構築めんどくさいなー」というユーザーの方には、専用インスタンスではなく、共用インスタンスでとてもお手軽に(安価で)3CXを利用できる3CXクラウドシェアパックサービスもありますので、ぜひご検討ください。


3CXのことを詳しく聞きたい。興味があるという方はぜひ、こちらまでお気軽にお問い合わせください。

3CX構築・Genesys構築のエキスパート CCアーキテクト (cc-arc.com)

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