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築50年の平屋に引っ越したら、ダニと濁った水道水、ネズミ、近所付き合いで悩まされる日々

私は今までレオパレスや賃貸マンションで騒音トラブルに悩まされることが多く、もう静かに暮らしたいと願い家賃3万2千円の一軒家の平屋に引っ越した。
築50年でかなり古いのだが、ダイニングの床と浴室、トイレをリフォームしてあり畳もそれほど傷んでいる印象はなかった。
しかし実際に住んでみると水道水は白く濁っており、畳の部屋にいると身体中痒くなり赤く腫れる。
明らかにダニの仕業である。
ドラッグストアでダニアーススプレーを買い、畳に針を差し込んでスプレーをし畳表面にも噴霧したが、それでも痒い。

そして、こんな言葉を思い出した。
「何かを手に入れたければ、何かを失わなければならない」
まさにそうだ。
静かな環境は手に入れたが衛生的で快適な生活はできていない。
恐らく畳の下から無限に湧いてきているのかもしれないと考えただけでゾッとする。
今も足がムズムズして痒い。

あと、防犯面の心配が増えた。
平屋なのでいくつもある窓を割れば簡単に侵入できる。
前に住んでいたマンションやアパートは2階以上なので侵入されるリスクはかなり低い。玄関ドアも鉄製でしっかりしていたが、今はガラス扉だ。
更に夜静まり返ったときに屋根裏や襖のほうからカサカサと音がするのだが、ネズミだと思うと気持ち悪くて眠れないのだ。
不満はまだ続く。
一戸建てなので近所付き合いをしっかりしてくれと管理会社から言われていて贈答用のタオルを買って4件に挨拶に行った。
管理会社は「自治会にも入って地域と馴染むように」というが冗談じゃない。田舎の面倒な人間関係、しがらみが大っ嫌いだ。
今の私は廃業し失業して自宅にいる時間が長いが、近所の目がどうしても気になる。
前の気楽なマンションとは大違いだ。

騒音トラブルを避け農業をやるために平屋に引っ越してきたが、その農業も赤字撤退した今はもうどこでもいい。
私は本当に馬鹿で住む場所さえも失敗ばかりしている。

つくづく思うことは『世の中、金だ』ということ。

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